専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
まともなら勝ち上がれる!
2017/4/1(土)
どうも!美浦の古川です。
ジョッキー生活20年のベテラン勝浦正樹騎手は、先週のマーチSでインカンテーション(牡7、栗東・羽月厩舎)に騎乗し久々の重賞勝ち。フェアプレー賞を何度も受賞しているように乗り方が上手く、今年デビューの武藤雅騎手には「目標にするジョッキー」と言われるほど。同期の武幸四郎はジョッキーを引退して調教師となったが、勝浦はまだまだやれそうだ。
日曜の「穴ズバッ」では勝浦騎乗の中山3R・3歳未勝利⑩グラスルアー(牡3、美浦・尾形厩舎)をお薦めする。前走は格上挑戦、急遽の連闘策という条件で⑤着は上々。スタートも決まって先行できたのも良く、勝浦は「500万のメンバーに入っても遜色ない」と高評価を与えている。
前走後も疲れは見られず、稽古では相変わらず元気一杯の動きを見せる。陣営は「気性的にアテにしづらいけど、まともなら未勝利ぐらい勝ち上がる力はある」と期待を寄せており、自分の走りさえ出来れば初勝利も目前だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。