専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
陣営も強気!実力馬が降級2戦目で決める
2017/8/12(土)
どうも!美浦の古川です。
土曜の新潟芝は降雨の影響で稍重馬場。ややパワーがいる状態になったとはいえ上がりの速いレースが続き、道中の紛れも少ない。各馬が持っている能力を発揮できる舞台といえる。
日曜新潟8R・3歳上500万下の⑤ワンダフルラッシュ(牝4、美浦・手塚厩舎)は、3歳時に桜花賞トライアル・フィリーズレビューに挑戦し、オープン特別でも③着した馬。降級戦の前走(福島芝1200m)は④着に敗れたが、8枠14番から終始外めを回りながら直線でしぶとく脚を伸ばした。
今回の1400mに勝ち星はないが、このメンバーなら力は上。陣営は「500万だと力があるところを見せてくれた。状態は前回よりもいいし、今度は勝ち負けが期待できる」と強気なコメント。降級2戦目のここで決めてくれるだろう。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。