専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
ココは降級馬より3歳馬をズバっと指名!
2015/7/10(金)
どうも!美浦の古川です。
今週の「四方山話」でも申し上げたように、混合戦での3歳馬の勢いが目立つ。降級した4歳馬との比較は難しいところだが、この福島では積極的に狙っていこうと思っている。
土曜福島8R(3歳上500万下)は牝馬限定戦だが、この条件でも連対率は3歳馬が上で、ここでは⑧ナナイロボタンをオススメする。デビュー戦ではメンバー最速の上がりを見せ③着したが、前走は前々の競馬で未勝利を快勝。一戦毎にレースぶりが良くなっており、まだまだ伸びしろを秘めている素質馬だ。
前走から間隔があいたが、帰厩後は乗り込みも十分で、陣営は「予定より1週延ばして、気持ちがグンと上がってきた。課題だったゲートも改善されているし、前走の勝ちっぷりからココでも楽しみ」と色気タップリ。降級した4歳馬が何頭か居るが、52キロの斤量と戸崎が騎乗なら、好勝負に持ち込めそうだ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。