専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
人気ガタ落ちの実力馬を狙い打つ!
2015/11/22(日)
どうも!美浦の古川です。
穴馬を選ぶ際に地方からの転厩馬、いわゆる「マル地馬」を注目することがある。マル地馬の中には、元々力があった馬や地方で力をつけて戻ってきた馬がおり、イキナリから馬券になるものも居るが、中央の競馬に慣れてきてから力を発揮するものも居る。
月曜の「穴ズバッ」で取り上げる東京6R・3歳上500万下の④フィラーレも地方で4勝してきた「マル地馬」で、中央ではまだ未勝利だが500万では何度も好勝負をしている実力馬だ。6月の東京開催では現1600万のサノイチとも差のない競馬をしており、陣営も「自分のリズムで走れればチャンスはある」と言う。
前走は⑪着と惨敗したが、これはテン乗りのジョッキーがテンからポジションを強引に取りに行ったのが良くなかった様子。今回、手の内を知る蛯名正義騎手に替わるのはプラスで、スムーズに回って来られれば好勝負になろう。前走着順も手伝って人気はガタ落ちしていることから、今回は馬券的にも絶好の狙い目。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。