調教ビフォーアフター馬
◎タイトルホルダー
(牡5 美浦・栗田徹厩舎)

右前脚のハ行により競走中止となった天皇賞・春の結果を受けて、復帰戦のオールカマーは攻めの手控えられての調整。また1週前追いでは濃霧のために調教パートナーを早く交わし過ぎ、併せ馬の予定が単走追いになったことも影響。本調子にはほど遠い内容でした。

それでもレースでは単騎逃げに持ち込んだとはいえ、2着を確保したのは地力の証明。この中間は好調時と同じく9月末に新装オープンした坂路調教を併用。1度使われた上積みで大幅に良化しており、2週続けて併せ馬を行うなど意欲的な調整を施されています。

BEFORE (前走:オールカマー2着)
当週 美浦ウッド(稍)
85.5 66.4 51.3 37.6 23.9 11.5 馬なり
AFTER (今回:ジャパンCの中間調整)
当週 美浦ウッド(良)
83.0 65.9 51.0 37.0 23.5 11.4 馬なり

また今回の最終追いでマークした5ハロン65秒9は、2022年宝塚記念1着時にマークした5ハロン67秒7(馬なり)より約2秒速いタイム。当時は関西までの輸送があったため参考程度ながら、時計の推移から好調時の動きに近づきつつあると言っていいでしょう。

昨年の有馬記念ではイクイノックスと人気を分け合った実力馬。直近の成績により人気面で大きな差が付いたものの、調教の動きからジャパンCの舞台で大仕事をやってのけても驚けません!

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