水上学の血統トレジャーハンティング

土曜中山11R ジャニュアリーS(ダート1200m)

◎$本命馬&お宝馬
⑫ナンチンノン
(牡6、栗東・中竹厩舎、丸田騎手)

本来なら重賞の愛知杯を取り上げるべきだが、中京地方は土曜日曜共に雪の心配があり、とくに土曜は京都よりも懸念されている。もし順延になった場合は無駄になってしまうので、ここでは開催がまず確定している中山からメインレースを選んだ。
偶然にも、先週フェアリーSで福をくれた丸田騎手の馬が続くことになるが、外を引けた⑫ナンチンノンに期待したい。

この馬は、時としてスタートで立ち遅れて凡走することがあるのだが、見ればスタート地点がダートの場合にそうなるケースが多く、芝の場合は比較的安定している。もちろん、だからといって必ず好走するわけではなく、ただ前に行けるかどうかの判断として述べているのだが、今回はシゲルカガ、レッドラウダ、ペイシャモンシェリがハナを争うと見て、その直後くらいにいられる馬がいちばん流れ込みやすいとみた。出遅れなければ、ナンチンノンはその位置が取れるはずだ。さらに外目の枠の方が安定している。

平成27年以降、スタート地点が芝のダートは【1-1-0-5】だが、着外5回のうち4回は掲示板を守った。対してダートの場合は【0-0-0-4】で、うち3回は2ケタ着順である。明らかに違いが見て取れる。
血統は父方も母方も、一本調子の北米ダート短距離血統。パワーで押せる馬場が最適だ。

相手は④ゴーイングパワー⑥ワイドエクセレント⑦ディーズプラネット。あとは⑩ペイシャモンシェリ


なお、もし愛知杯が無事行われたら①クインズミラーグロを推す。