- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
【京都牝馬S】去年の忘れもの
2017/2/17(金)
土曜京都11R 京都牝馬S(G3)(芝外1400m)
◎本命馬 |
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⑥スナッチマインド 牝6、栗東・岡田厩舎、浜中騎手 |
去年から1400mに短縮された京都牝馬S。そこで一瞬勝ちまであるかと思わせたのが、格上挑戦していた⑥スナッチマインドだった。だが一旦抜け出しかかったところで馬がフラ付いてしまい、クイーンズリングの0秒4差4着と惜敗してしまった。もともと直線で気の悪さを見せるところはあったのだが、重賞制覇目前で強く追われたために、より激しく出てしまったようだ。結果は格上挑戦だったことを思えば大健闘だが、しかしもったないない競馬でもあった。さらに大外枠の不利もあった。
今年は好枠、鞍上も去年の菱田騎手から、最も手の合う浜中騎手に前走から戻り、今度こそ勝ち負けを期待したい。気性面の癖もこの1年でましになってきた。
ディープインパクト産駒は、かつては芝1400mではそれほど目立つ成績ではなく、数少ない弱点だったのだが、この2年間で急激にこの距離での成績を上げており、また西は週末の雨で少し湿った状態から当日回復していくという、ディープ産駒にとって一番走りやすい馬場となる。加えて母方はダート血統で、これも芝1400mへの適性を示すものだ。
$お宝馬 |
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③ベルルミエール |
1400mで控えた競馬の時はダメで、前に行けた2走前は好戦した。1200mを多く使われているが、出していけば1400mで十分やれる。もともとこの距離の方が良い馬で、阪神牝馬Sでは(当時千四)クビ差2着、そして京都千四ではダンスディレクターを封じた久多特別勝ちもあった。好枠で先行策なら侮れない。スウェプトオーヴァーボード産駒だから京都への適性も高い。
相手上位は②アットザシーサイド、⑬ナックビーナス。押さえで⑩レッツゴードンキ、⑤エテルナミノル、④アルビアーノ、⑰フィドゥーシア。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。