- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
【キーンランドカップ】ここで勝たずにどこで勝つ
2017/8/26(土)
日曜札幌11R キーンランドカップ(G3)(芝1200m)
◎本命馬 |
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④ヒルノデイバロー 牡6、栗東・昆厩舎、四位騎手 |
近年は、本番への直結度が下がり、洋芝のここでこそというパワー血統が上位に来ている。成績や血統がダート兼用タイプで、かつサンデー系の好走が目立つ。ディープ産駒にしても、母方がパワー十分の血統の馬が来ている。
その意味では、ここで勝たずにどこで重賞を勝つのかというくらいピッタリの配合が④ヒルノデイバローだとみる。
父は洋芝に強く、サンデー系のパワー血統マンハッタンカフェ。またヒルノ自身がダートでオープンまで上がってきた馬だ。さらに母方が、バリバリのダート中距離血統だ。スピードに欠ける分、力の要る舞台なら安定して走れる。脚質も自在なので、枠もその長所を活かせる良いところを引けた。
$お宝馬 |
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⑤ノボバカラ |
本来、前走函館スプリント組は3着以内しか好走していない傾向があるのだが、この馬だけは目をつぶって穴狙いしたい。こちらもダートで出世して来た馬、さらに叩き2走目、芝2走目の変わり身、前走が上がり最速。差し込んでくる馬の中では最も面白い。ちなみにヒルノの父マンハッタンカフェと、この馬の父アドマイヤオーラは同じ一族でドイツ牝系だ。
相手上位は⑪ソルヴェイグ、②イッテツ。押さえは⑧エポワス、⑨モンドキャンノ、⑬メイソンジュニア、③ネロ、⑦フミノムーン。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。