- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【ユニコーンS 最終結論】完成度高いミスプロ系の血統馬
2020/6/20(土)
日曜東京11R ユニコーンS(G3)
◎本命馬 |
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⑯カフェファラオ (牡3、美浦・堀厩舎、レーン騎手) |
例年なら優に勝てるだけの能力を持った馬が複数いる。今年はかなり高レベルのメンバーとなった。その中で頂点に立てる馬として、⑯カフェファラオを指名する。
初戦中山の1800mで圧勝。真逆の形状のヒヤシンスSでは、スタートで出遅れたことで展開まで真逆に。砂も被っていて、さすがにどこにもいなくなるかと見えたが、直線でごぼう抜きにしてきた。完成度が肉体面、精神面、共に高い。
さらに、スタートが安定しない馬だとしたら、包まれないこの外枠は大きなプラスだし、出たら出たで内の馬を見ながらの競馬もできる。あとは鞍上が動かせるか。
母、兄姉はすべて北米で重賞複数勝ち。父は言わずと知れた米3冠馬で、エンパイアメーカーの流れを汲むミスプロ系。先週、そして土曜とエーピーインディ系を押しのけてミスプロ系が勝ちを多数占めてきた傾向も後押しする。
$お宝馬 |
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⑥ケンシンコウ (牡3、美浦・小西厩舎、酒井騎手) |
強い馬が複数潰し合えば、最後に直線だけに勝負を賭けた馬が1頭、馬券圏に紛れ込んでも不思議ではない。その役割をこの馬に期待したい。
前走は出遅れてしまい、また速い流れを早々に挽回していったが、直線でさらに伸びての勝ち切り、なかなか強かった。勝ち時計も終日良馬場で行われた2回東京初日から6日目までの中で、古馬オープンのオアシスSに次ぐ2位タイというもの。ペースに引っ張られたとはいえこれは評価したい。ここでも同様の流れが予測され、一発あっていい。
相手上位は
⑬タガノビューティー、①デュードヴァン。
押さえに
⑤レッチェバロック、③ラブリーエンジェル、⑩サトノラファール。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。