- 11月9日 東京11R 武蔵野S(G1)
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本命馬◎エンペラーワケア(1人気) 1着
初の距離も「不安なし」断言!
- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦で自信の推奨!
季節、小回り、ハンデ
2015/7/10(金)
土曜福島11R 阿武隈S(芝1800m)
◎本命馬 |
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④パシャドーラ 牝5、美浦・藤沢和厩舎、柴田善騎手 |
コースが合うのか、季節が合うのか分からないが、この時期にはとにかく強いという馬が出現する。いわゆる「夏馬」という類だが、④パシャドーラもどうやら該当しそうな1頭だ。
6月から8月に限定すると、良馬場では2,8,2,3着。2着のうち1回は、ちょうど1年前の福島、今回よりは1ハロン長いが芝2000mの織姫賞0秒1差でのものだ。なお福島はこの1戦しか経験がないが、先行してしぶとく粘っての2着。それも8枠を克服してのもので、小回り適性は間違いなく高い。
血統的には、福島芝1800mは先週4鞍あってすべてサンデー系が勝利。それもパワータイプのサンデー系種牡馬の産駒ばかりで、その中にはパシャドーラと同じハーツクライ産駒もいた。南米牝系でペルーサの半妹という良血。南米牝系だからゴール前に急坂のないコースは向いている。
$お宝馬 |
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⑩ミヤジタイガ |
ネオユニヴァース産駒だけに、小回りではそうそう崩れない。小回りなら表面上の着順は悪くても、勝ち馬からは0秒5以内であることがほとんど。初の福島で変わり身を見せる可能性もあり。
他には⑥マーブルカテドラル、⑤ブライトボーイ、⑬ケイアイチョウサンが上位評価。あとは②ベリーフィールズ、⑦サングラス、⑭バロンドゥフォールを。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。