かしわ記念
(Jpn1・ダ1600m)
5月1日 20:05発走 船橋競馬場

出走馬&展望

近走崩れているものの、チャンピオンズCは休み明け、前走は海外遠征と敗因は明確。課題は2年3カ月ぶりのマイルだが、前走のサウジカップである程度ついていけているように、スピードは豊富な馬。マイルへ距離短縮して新味が出る可能性はある。

前走のフェブラリーSでG1初制覇。勢いに乗っている。決してペースが遅いとは言えず、むしろハイペースの部類だったフェブラリーSを、外目4番手から押し切った内容は評価に値するもの。地方の砂は勝手が違いそうだが、一周、コーナー4つのコースはむしろ他馬より経験豊富。外からスムーズに運べれば再度チャンスはありそう。

ハイペースのフェブラリーSで差して5着。進路を切り替えるロスが響いたフシもあり、スムーズならこのメンバーでも力上位。ただし左回りより右回りのほうが乗りやすい馬。モレイラ騎手との再コンビは要警戒したいものの、前回このコンビでJBCクラシックを勝った時は右回りだった。

フェブラリーSはハイペースを追い込んで4着。あと一歩のレース内容だった。昨年のかしわ記念で2着だったようにコース適性がある馬で、今回はウィリアムバローズやシャマル、カジノフォンテンと先行馬も多い。淀みない流れになればここでも十分通用。

ミックファイア
東京大賞典こそ8着だったものの、速いラップのほうが走りやすい馬で、2000mよりマイルのほうがジョッキーも乗りやすい。フェブラリーSは芝スタートの内枠とかなり苦しい条件。揉まれながらも最後馬群の中からジリジリと伸びており、ダートスタートで頭数が減る今回は前進がありそう。

ギガキング
前走の京成盃グランドマイラーズは久々のマイルだったものの、久々とは思えないくらい楽についていって、直線もいい手応えのまま押し切った。以前とは違い、マイルのほうがむしろいい可能性すにある。厳しいペースになっても対応できるタイプで、あまりに後ろからでなければもしかすると…。