競馬YouTuberとして一躍名を挙げ、各媒体に引っ張りだこの佐藤ワタルが、地方&海外レースを展望。若くして人並み外れた知識量、分析力を披露する。
【かしわ記念】有力馬は一長一短!船橋で新たな一面を見せる馬に期待!
2024/4/30(火)
かしわ記念
(Jpn1・ダ1600m)
5月1日 20:05発走 船橋競馬場
出走馬&展望
近走崩れているものの、チャンピオンズCは休み明け、前走は海外遠征と敗因は明確。課題は2年3カ月ぶりのマイルだが、前走のサウジカップである程度ついていけているように、スピードは豊富な馬。マイルへ距離短縮して新味が出る可能性はある。
前走のフェブラリーSでG1初制覇。勢いに乗っている。決してペースが遅いとは言えず、むしろハイペースの部類だったフェブラリーSを、外目4番手から押し切った内容は評価に値するもの。地方の砂は勝手が違いそうだが、一周、コーナー4つのコースはむしろ他馬より経験豊富。外からスムーズに運べれば再度チャンスはありそう。
ハイペースのフェブラリーSで差して5着。進路を切り替えるロスが響いたフシもあり、スムーズならこのメンバーでも力上位。ただし左回りより右回りのほうが乗りやすい馬。モレイラ騎手との再コンビは要警戒したいものの、前回このコンビでJBCクラシックを勝った時は右回りだった。
フェブラリーSはハイペースを追い込んで4着。あと一歩のレース内容だった。昨年のかしわ記念で2着だったようにコース適性がある馬で、今回はウィリアムバローズやシャマル、カジノフォンテンと先行馬も多い。淀みない流れになればここでも十分通用。
前走のフェブラリーSでG1初制覇。勢いに乗っている。決してペースが遅いとは言えず、むしろハイペースの部類だったフェブラリーSを、外目4番手から押し切った内容は評価に値するもの。地方の砂は勝手が違いそうだが、一周、コーナー4つのコースはむしろ他馬より経験豊富。外からスムーズに運べれば再度チャンスはありそう。
ハイペースのフェブラリーSで差して5着。進路を切り替えるロスが響いたフシもあり、スムーズならこのメンバーでも力上位。ただし左回りより右回りのほうが乗りやすい馬。モレイラ騎手との再コンビは要警戒したいものの、前回このコンビでJBCクラシックを勝った時は右回りだった。
フェブラリーSはハイペースを追い込んで4着。あと一歩のレース内容だった。昨年のかしわ記念で2着だったようにコース適性がある馬で、今回はウィリアムバローズやシャマル、カジノフォンテンと先行馬も多い。淀みない流れになればここでも十分通用。
△ミックファイア
東京大賞典こそ8着だったものの、速いラップのほうが走りやすい馬で、2000mよりマイルのほうがジョッキーも乗りやすい。フェブラリーSは芝スタートの内枠とかなり苦しい条件。揉まれながらも最後馬群の中からジリジリと伸びており、ダートスタートで頭数が減る今回は前進がありそう。
△ギガキング
前走の京成盃グランドマイラーズは久々のマイルだったものの、久々とは思えないくらい楽についていって、直線もいい手応えのまま押し切った。以前とは違い、マイルのほうがむしろいい可能性すにある。厳しいペースになっても対応できるタイプで、あまりに後ろからでなければもしかすると…。
プロフィール
佐藤ワタル - Wataru Sato
1990年山形県生まれ。アグネスフライトの日本ダービーを偶然テレビで観戦して以降、中学生、高校生、大学生と勉学に勤しむ時期を全て競馬に費やした競馬ライター。『365日競馬する』を目標に中央、地方、海外競馬の研究を重ねている。ジャンルを問わない知識は、一部関係者に『コンビニ』とまで評されている。早稲田大学競馬サークル『お馬の会』会長時代に学生競馬団体『うまカレ』を立ち上げたり、北海道の牧場などに足繁く通うなど、若手らしい行動力を武器に、今日も競馬を様々な角度から楽しみ尽くしている。現在はサラブレ、一口クラブ会報などでも執筆中。血統派で大の阪神ファン。甘党でもある。