東京ダービー
(Jpn1・ダ2000m)
6月11日 20:05発走 大井競馬場

出走馬&展望

現在連勝中と勢い十分の一頭。3走前にしても行き場をなくしただけで、スムーズな競馬ができた時の破壊力は十分。そういった意味では外目の枠を引けたのはプラスのはず。

ユニコーンSにしても決して最後までスムーズではない中での完勝劇で、前走の反動がなければ3連勝でVもある。昨年ユニコーンS組がワンツーだったように、京都1900mと大井の2000mは親和性もある。

ユニコーンSは出遅れもあって2着に敗れたものの、スムーズなら差はより詰まった可能性はある。初めての京都で+12kgと少し太目が残った感じもあり、叩いてもう少し絞れていればよりチャンスはありそうだ。大井の2000mは8枠が不利になることが多く、もう少し内目の枠を引けたらより良かったか。

ここまで5戦4勝、唯一崩れたのは左回りという内容。右回りなら3戦3勝と負けなしの状況が続いている。ここ2走大井で圧勝続きとすでに大井の適性を見せているのが強調材料。

ただまだ内にササる面が抜けておらず、更なる相手強化となる今回は内にササる面が致命傷になる可能性もある。その分評価を落とした。

ナイトオブファイア
2走前の京浜盃は勝ったナチュラルライズと1.9秒差の3着、前走の羽田盃は勝ったナチュラルライズと1秒差の2着と、距離を延ばしてナチュラルライズとの差を詰めている。中央馬と違ってすでに大井の2000mの経験がある点が好材料。内をロスなく立ち回って運べれば一角崩しはあってもいい。

1勝クラスの勝ちタイムもいい馬で素質の良さは感じさせるものの、血統的にも2000mは若干長そう。あまり揉まれ強いタイプでもなく、最内枠は課題となりそうだ。