[PR]有馬記念まで全重賞無料公開キャンペーン実施中!【競馬JAPAN】

※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!

  • 10/29()夕方発行
    東京スポーツ(天皇賞・秋の予想を掲載)
  • 10/29()14:30頃~
    ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
    (東京10R~12R)
  • 10/30()14:30頃~
    ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
    (東京10R~12R)

イクイノックス

牡3
[美]木村厩舎

レース適性星
仕上がり星
キタサンブラック
シャトーブランシュ
母父:キングヘイロー
通算成績 4戦2勝[2-2-0-0]
前走時馬体重 484kg
詳細
寸評

四肢をスラっと見せて、非常にバランス良く見せるフォルム。胴周りは伸びがありつつも、背中はやや短く、腹側のラインが後躯に向かって引き締まっている。「長躯短背」の理想的な造りで、筋肉の質感も柔軟。伸縮性に優れており、しなやかに切れる脚を繰り出すことができる。後肢の飛節も緩やかにカーブして、バネ感十分。今回は休み明けでの出走となるが、ダービー時と比較して大きく変わったところはない。晩成血統だけにもう少し成長がほしいものの、休み明けでもムダ肉は一切付いておらず、動ける態勢には整っている。筋肉の張りも上々。

カラテ

牡6
[栗]辻野厩舎

レース適性星
仕上がり星
トゥザグローリー
レディーノパンチ
母父:フレンチデピュティ
通算成績 32戦7勝[7-2-1-22]
前走時馬体重 532kg
詳細
寸評

マイル路線で活躍してきたが、以前から当欄でも触れていたように、四肢が長めで中距離志向が強いタイプ。筋肉量は多く、力強さが前面に出た、パワフルな馬体の持ち主。2000m戦であれば、ある程度の時計勝負にも対応はできそう。繋ぎは立ち気味で蹄にも厚みがあり、渋った馬場は苦にしない。胴周りにはまとまりがあり、大型馬でも瞬発力を秘めている。少し間隔は開いたが仕上がりは上々で、見た目に毛艶がいい。後肢の下腿部にも、血管が浮き上がっている。一時期よりも体つきにメリハリが出て、再び充実期を迎えている印象だ。

ジオグリフ

牡3
[美]木村厩舎

レース適性星
仕上がり星
ドレフォン
アロマティコ
母父:キングカメハメハ
通算成績 6戦3勝[3-1-0-2]
前走時馬体重 492kg
詳細
寸評

毛色は母アロマティコと同じ栗毛。胴周りに伸びのある骨格や、シャープに見える筋肉の付き方は母の血が発現している。ただし、胸前の筋肉は盛り上がるように発達していて、パワフルな父系の特徴も感じさせる。肩の角度が立ち気味で、走法的にピッチは速い。スピードがあるため、2000mへの距離短縮は歓迎。小回りコースの皐月賞勝ち馬ではあるものの、胴長・直飛の持続力タイプで、広いコースは問題なさそう。腹周りはスッキリと見せて、休み明けでも馬体は引き締まっている。春からの大きな成長こそ感じないものの、状態面に関しては不安なし。

シャフリヤール

牡4
[栗]藤原英厩舎

レース適性星
仕上がり星
ディープインパクト
ドバイマジェスティ
母父:Essence of Dubai
通算成績 8戦4勝[4-0-2-2]
前走時馬体重 446kg
詳細
寸評

背中が短く、腹側のラインが長く映る「長躯短背」の造り。斜尻で飛節は程よく角度が付いており、父ディープインパクト産駒と似たフォルムで決め手勝負に強い。コンパクトな馬ではあるものの、骨格に対して筋肉量は十分。スピード能力も高く、高速決着の中距離戦こそ本馬の持ち味が活きてくる。速いペースでの好走歴もあり、ハイペースでもスローペースでも安定した末脚を発揮できそう。今回は6月の英国遠征以来の出走となるが、馬体にはボリューム感があって、昨秋と比較しても完成度が高まってきた印象。腹目にはラインが浮き上がっていて、筋肉の張りも上々。いきなり力を出せるデキ。

ダノンベルーガ

牡3
[美]堀厩舎

レース適性星
仕上がり星
ハーツクライ
コーステッド
母父:Tizway
通算成績 4戦2勝[2-0-0-2]
前走時馬体重 494kg
詳細
寸評

骨格全体のバランスに対して、背中が長く映るシルエット。胴に伸びがあって、持続力に優れたハーツクライ産駒の特徴が馬体に表れている。後肢の飛節はカーブしている「曲飛」寄りの構造。胴長でもギアチェンジ能力に優れ、筋肉の質感もしなやかで強い。持続する末脚は広い東京コースでこそ活きてくる。体型的には中長距離で幅広く対応できそう。馬体そのものは大きく変わった感じはないものの、今回はダービー時と比較すると、腹周りを若干ふっくらと見せている。1週前にハードな追い切りを消化しており、これでグンと引き締まってきそう。

ノースブリッジ

牡4
[美]奥村武厩舎

レース適性星
仕上がり星
モーリス
アメージングムーン
母父:アドマイヤムーン
通算成績 10戦5勝[5-0-1-4]
前走時馬体重 494kg
詳細
寸評

骨格・筋肉量共に水準以上の迫力ある馬体。父モーリスよりも筋肉の質感は柔軟で、繋ぎが長いため跳びも大きい。背中周りにも伸びがあって、ノビノビと走ることができる広いコースがベスト。距離は延びて良さそうな印象も、飛節の折りはややカーブ系の「曲飛」で、その分回転力がある。筋肉量も考慮して、2000m前後が合っている距離と見て問題ないだろう。毎日王冠時の立ち姿と比較して、今回のほうが全体にシャープ。ただ、細すぎる印象はなく、血管が浮き上がっているように張り感は抜群。中2週で上積みを感じさせる。

バビット

牡5
[栗]浜田厩舎

レース適性星
仕上がり星
ナカヤマフェスタ
アートリョウコ
母父:タイキシャトル
通算成績 10戦4勝[4-2-0-4]
前走時馬体重 474kg
詳細
寸評

筋肉質な馬体の持ち主で、特に胸前と横広のトモが特徴的。スピードに秀でた、力強さが前面に出た体型。胴は詰まり気味で、前後の連動性に優れており、ピッチが速い。テンのスピードも速く、安定した先行力に繋がっている。母父のタイキシャトルが強く出ている印象で、距離は1600~2000mがベストの印象。距離短縮は悪くない。広い東京コースで先行策を取ってどこまで踏ん張れるか。休養が長かった分、一度使ったもののまだ全盛期と比べると、張りツヤはひと息。それでも使った効果は感じられ、状態は少しずつ上向いている。

パンサラッサ

牡5
[栗]矢作厩舎

レース適性星
仕上がり星
ロードカナロア
ミスペンバリー
母父:Montjeu
通算成績 22戦6勝[6-5-0-11]
前走時馬体重 470kg
詳細
寸評

サドラーズウェルズ系のモンジューを母父に持つ、腹袋が発達した迫力ある馬体の持ち主。父ロードカナロアは短距離で活躍したが、本馬は脚長で筋肉量が多すぎることもなく、中距離馬らしいフォルムに出ている。キングマンボ系らしくトモの横幅が広く、スピード能力に秀でる。東京コースでの2000mはやや距離が長い印象も、マイペースを刻んでどこまで。札幌記念以来のレースとなるが、毛艶は光沢があって筋肉の張りも上々。骨格面もほぼ完成されたと見ていい。腹周りもスッキリと見せており、ココ目標にキッチリと仕上げられている。

マリアエレーナ

牝4
[栗]吉田厩舎

レース適性星
仕上がり星
クロフネ
テンダリーヴォイス
母父:ディープインパクト
通算成績 15戦5勝[5-4-2-4]
前走時馬体重 424kg
詳細
寸評

母テンダリーヴォイスと同様にコンパクトな馬体が特徴。本馬は父クロフネの血が出て、母よりも若干胴に伸びが感じられる。シャープに映るため決して見栄えのする立ち姿ではないが、骨格のバランス自体は整っている。舞台を問わない安定した走りができるタイプだ。小柄な分、本質的には時計が掛かる条件のほうが合っている印象も、小倉記念では高速決着にも対応。潜在能力・心肺機能の高さを証明した。仕上がりに関してはいつも安定している馬で、今回も休み明けながら前走と大差なく、スッキリと引き締まった体つきを披露。筋肉の張りも上々。

ユーバーレーベン

牝4
[美]手塚厩舎

レース適性星
仕上がり星
ゴールドシップ
マイネテレジア
母父:ロージズインメイ
通算成績 12戦2勝[2-1-3-6]
前走時馬体重 498kg
詳細
寸評

母父ロージズインメイの血が強く出た、肉付きのいい迫力ある好馬体。牝馬ながらパワー型の印象で、新馬戦では不良馬場、2戦目では洋芝の札幌2歳Sでソダシとタイム差なしの2着と好走しているように、本質的には時計の掛かる馬場が合うタイプ。今回は高速決着の2000m戦への対応がカギになりそう。胸が深く、心肺機能は高いので、スタミナが活きる馬場状態になれば。馬場は渋っても問題なさそう。前走の札幌記念では、過去最高の498キロと馬体を大幅に増やしていた。もともとボリューム感のある体型も、依然として全体にふっくらとしている印象があり、もう少し絞れる余地はありそう。

レッドガラン

牡7
[栗]安田隆厩舎

レース適性星
仕上がり星
ロードカナロア
ダンスオンザルーフ
母父:シンボリクリスエス
通算成績 26戦7勝[7-1-5-13]
前走時馬体重 514kg
詳細
寸評

大型馬ながら全体に余分な肉が付いておらず、シャープなフォルム。父は短距離王のロードカナロアでも、本馬は胴周りに伸びがあって、四肢も長め。中距離馬といえるシルエットで、2000mはベストの距離。軽さがある一方で、発達した胸前やパンと張ったトモなど、父方の影響も感じられる。蹄は薄く、綺麗な馬場でこそ力を発揮するタイプ。前走も馬体は出来上がっていたが、今回も筋肉の張り感は抜群で、後肢の大腿筋膜、下腿部に血管が浮き上がっている。肋骨も薄っすらと浮いて、理想的なボディコンディションに仕上がった。

イチオシ馬

ジャックドール

牡4
[栗]藤岡健厩舎

レース適性星
仕上がり星
モーリス
ラヴァリーノ
母父:Unbridled’s Song
通算成績 11戦7勝[7-2-0-2]
前走時馬体重 516kg
詳細
寸評

筋肉量が豊富で、特に後躯の発達が目立つパワフルな馬体の持ち主。トモの横幅が広く、スピードの持続力に長けている印象。飛節は地面に対して垂直に伸びた「直飛」で、ストライドが綺麗に伸びる。いい脚を長く繰り出せる点が本馬の長所。跳びが大きいので、広々とした東京コースはベストの舞台といえそう。胴周りにはまとまりがあって、上がりが速くなっても問題なし。総合力の高い馬体だ。タイトなローテだった大阪時と比較すると、毛艶や馬体の張りは一目瞭然。日当たりの関係があるにしても、ツヤ感抜群で代謝の良さが伝わってくる。札幌記念以来でも太め感はなく、かなりの好仕上がり。

やーしゅん
今年の天皇賞・秋は先行馬が揃い、例年と比較しても前半から締まった流れになりそうです。追走スピードを問われる展開なら、筋肉量が豊富かつ好位で立ち回れる、この馬の持ち味が活きてくるでしょう。ココ目標にキッチリと仕上げられており、状態面も万全です。
特注馬

ポタジェ

牡5
[栗]友道厩舎

レース適性星
仕上がり星
ディープインパクト
ジンジャーパンチ
母父:Awesome Again
通算成績 17戦6勝[6-4-2-5]
前走時馬体重 466kg
詳細
寸評

筋肉量が豊富で、全体にガッシリとした馬体。上がり33秒台の末脚をマークしたこともあるが、タイプ的にパワー型。上がりを要して、押し切るような競馬・レース展開のほうが向いている。今年はメンバー構成的にペースが速くなりそうで、この馬にとっては流れが向きそう。好位で流れに乗ることができればチャンスアリ。マイル戦でも走れそうなパワフルな体つきで、中距離までは無難に対応できる。休み明けで多少の緩さを感じた前走と比較して、筋肉の張りはグンと良化。一度使っての上積みは大きい。

やーしゅん
パンサラッサやバビットが作るペースなら、問われるのは瞬発力よりも持続力。本馬はディープインパクト産駒ながら上がりの掛かるレースでパフォーマンスを上げる傾向にあり、流れが合いそうです。叩き良化型でもあり、巻き返しに期待しています。
出走予定馬すべての立ち写真が掲載されるとは限りません。
競馬ラボに掲載されている記事・写真・映像などの無断複製、転載を禁じます。