好位抜け出しキャピシーヌがデビューV…新潟新馬

8月30日(土)、2回新潟9日目5Rで2歳新馬(芝1200m)が行なわれ、宮崎北斗騎手騎乗の2番人気・キャピシーヌ(牡2、美浦・田中剛厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:10.8(良)。

2着には3/4馬身差で8番人気・ラスパジャサーダス(牝2、美浦・奥村武厩舎)、3着にはクビ差で3番人気・エメラルドビーム(牝2、美浦・鈴木伸厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたクリーミーボイス(牝2、美浦・堀厩舎)は7着に敗れた。

ホシヅキヨが好スタートを切るも、オーヴェールが押してハナに立ち、エンジェルミナ、エメラルドビームなどが追走。人気のクリーミーボイスは大きく出遅れる。直線を向くとオーヴェールの脚色が鈍り、好位からラスパジャサーダスが抜け出す。しかし、その外からキャピシーヌが徐々に詰め寄り、2頭の追い比べに。ゴール手前でキャピシーヌが差し切り、デビュー勝ちを飾った。

勝ったキャピシーヌは昨年の北海道市場で892万円で取り引きされていた。デュランダル産駒は来年度デビューの産駒がラストクロップとなるが、現2歳世代では初めての勝ち上がりとなった。
馬主は加藤誠氏、生産者は新冠の森牧場。馬名の意味由来は「花名。ノウゼンハレン」。

1着 キャピシーヌ(宮崎北騎手)
「良い位置で運べましたし、最後も良い脚を使ってくれました。調教に乗せてもらった感じから、1200を使ってくださいと自分から進言しましたが、今日の感じでは1400、1600くらいに延びても良さそうです」

2着 ラスパジャサーダス(北村宏騎手)
「稽古のときから周りの馬を気にするところがありましたし、今日もパドックで驚くところを見せたりしていましたが、レースでは勇気を出して馬群でもしっかり走っていましたし、上手く捌いて来れました。最後は勝ち馬に捕まりましたが、よく頑張ってくれました」

3着 エメラルドビーム(横山典騎手)
「初戦としてはよく走っていると思います。頑張っていますよ」

4着 スミレタンポポ(木幡初騎手)
「スタートをポンと出て、ある程度の位置につけられました。道中は少しフラフラするところもありましたが、よく頑張っていると思います。パワータイプというよりもスピードタイプなので軽い馬場が合うと思います」

5着 ヴェスペルティリオ(福永騎手)
「1200よりも1400、1600くらい距離がある方が良さそうですね。軽い馬場よりも重い馬場の方が良さそうですし、ダートもこなせそうな感じがします。終いも脚を使っていますし、今日の条件でよく頑張っていると思います」

7着 クリーミーボイス(戸崎圭騎手)
「もっと全体的に前向きさが出てくると良いですね」

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キャピシーヌ
(牡2、美浦・田中剛厩舎)
父:デュランダル
母:ハーベストシーズン
母父:Tale of the Cat

キャピシーヌ

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