【札幌2歳S】母は秋華賞馬 ブライトエンブレム「期待しています」

3日、札幌2歳S(G3)の追い切りが札幌競馬場にて行われた。ブライトエンブレム(牡2、美浦・小島茂厩舎)はダートコースで小島茂之調教師自らが跨がり、5F66.0-52.0-38.2-12.2秒を馬なりでマーク。久々を感じさせない好ムードだ。

「間隔が空いているので、しっかりやりました。他厩舎の馬と併せ馬で、内を回った分時計も早かったんじゃないかと思います。いい追い切りが出来ました」と師も手綱から伝わってきた確かな手応えに満足の様子。

「まだ成長途上ですが、トモに力が付いてこればもっと良くなると思います。ブラックエンブレムの子だし期待しています」と厩舎に初のビッグタイトル(08年秋華賞)をもたらした孝行娘の仔とあって、その力の入り具合は相当なものだ。

6月28日の新馬戦を勝利した後は、ひと息入れて8月7日に函館競馬場へ入厩。ノーザンファーム早来を経て、27日に札幌入りしてからも順調に調整がなされた。力の要る馬場となった初戦を豪快に差し切った脚からも洋芝適性は十分。ここをアッサリと勝つようなら来春のクラシックがハッキリと見えてくる。

ブライトエンブレム

ブライトエンブレム

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