【セントライト記念】1点買いでもOK!? 毎年恒例「激走パターン」に該当する2頭

中山重賞で勝利経験のあるオニャンコポン

中山重賞で勝利経験のあるオニャンコポン


菊花賞トライアル、セントライト記念(G2、中山芝2200m)は、過去10年で「前走日本ダービー組」が6勝!

1~3着馬30頭のうち半数の15頭を占めていて、ダービーの着順を問わず出走した3頭に1頭が馬券に絡んでいるのをご存知ですか?

▼前走日本ダービー組の成績(過去10年)
[6-5-4-21]
勝率16.7% 連対率30.6% 複勝率41.7%

今年は日本ダービー3着アスクビクターモア、同8着オニャンコポン、同11着セイウンハーデスが出走予定。この中で最低でも1頭は来る可能性が高いものの、せっかくなら点数を絞って買いたいですよね?

そこで今回は過去10年の前走日本ダービー組の好走馬成績を徹底検証!興味深いことに15頭中8頭には、「中山芝1800~2200m重賞で勝利経験」がありました。

●20年
2着 サトノフラッグ(1人気)
→弥生賞(G2)1着

3着 ガロアクリーク(2人気)
→スプリングS1着

●18年
1着 ジェネラーレウーノ(4人気)
→京成杯(G3)1着

●17年
2着 アルアイン(1人気)
→皐月賞(G1)1着

●16年
1着 ディーマジェスティ(1人気)
→皐月賞(G1)1着

●15年
1着 キタサンブラック(6人気)
→スプリングS(G2)1着

●14年
1着 イスラボニータ(1人気)
→皐月賞(G1)1着

2着 トゥザワールド(2着)
→弥生賞(G2)1着

春シーズンに中山で結果を残している実績馬が得意コースを目標に使っていることが分かりますね。

また上記8頭のうち皐月賞馬イスラボニータ、ディーマジェスティの2頭しか、前走の日本ダービーで馬券に絡んでいないのも注目でしょう。

直線の長い東京2400mが合わなかった実績馬が得意の中山コースに替わり、本来の実力を発揮……というお約束の激走パターンが毎年のように繰り返されています。

この結果を受けて今年出走する前走日本ダービー組のうち、好走の期待値が高いのは下記の2頭。

アスクビクターモア
→弥生賞(G2)1着

オニャンコポン
→京成杯(G3)1着

どちらも中山重賞で勝利経験があるコース巧者で、過去の傾向から馬券は馬連1点や3連複2頭軸で絞って狙ってみても面白そうです!