逃げたキョウエイインドラが7馬身差の圧勝…東京新馬

10月26日(日)、4回東京7日目3Rで2歳新馬(ダ1600m)が行なわれ、田中勝春騎手騎乗の4番人気・キョウエイインドラ(牡2、栗東・矢作厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:38.6(良)。

2着には7馬身差で1番人気・アグスタ(牡2、美浦・田村厩舎)、3着には1馬身3/4差で11番人気・コスモサビク(牡2、美浦・天間厩舎)が続いて入線した。

キョウエイインドラが好スタートからハナを主張し、コスモサビクが単独2番手を追走。この2頭がレースを引っ張り、エルブダムール、ジェントルジャック、アイスキャンドルなどが続く。馬群はかなり縦長の展開に。道中ではキョウエイインドラがマイペースで単騎逃げ。抜群の手応えで直線を向くと、後続を突き放して独走態勢に。最後は7馬身差をつけての快勝となった。

勝ったキョウエイインドラは全兄に先月のオーバルスプリントを制したキョウエイアシュラがいる血統。
馬主は田中晴夫氏、生産者は新ひだか町の藤沢牧場。馬名の意味由来は「冠名+帝釈天(サンスクリット)」。

1着 キョウエイインドラ(田中勝騎手)
「返し馬でガーッと行っていましたし、レースでも同じような感じでしたが、1頭で行けた分大丈夫でした。最後までしっかりしていましたし、能力がありますね。気持ちをコントロール出来るようになってくれば、更に良いと思います。芝かダートかで言うと、現状ではダートの方が良さそうです」

2着 アグスタ(戸崎圭騎手)
「あの位置から来るんですから能力がありますよ。レースに慣れてくれば変わってくると思います」

3着 コスモサビク(石橋脩騎手)
「スタートが良かったので前に行きました。逃げた馬が良いペースで行っていたのでついていくのが大変そうでしたが、最後までよく頑張ってくれたと思います」

4着 ジェントルジャック(柴山騎手)
「先生からは、出していってほしいと言われていました。勝ち馬の後ろで良い感じで運べましたが、最後は甘くなってしまいました。競馬が上手な馬ですよ」

5着 ノーブルカイザー(横山和騎手)
「まだ緩さがあって、手前を替えるときもスムーズさを欠くところがありましたが、それを考えればよく頑張ってくれたと思います。攻め馬の感じや折り合いも良いので、緩さが解消されてくればやれると思います」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

キョウエイインドラ
(牡2、栗東・矢作厩舎)
父:スウェプトオーヴァーボード
母:サンシャワーキッス
母父:アンバーシヤダイ

キョウエイインドラ

キョウエイインドラ

キョウエイインドラ


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。