【BCクラシック】バイエルン逃走V！ UAEダービー馬、米2冠馬下す

【阪神JF】今年はどの馬にもチャンスあり？求められる資質はいかに

提供：重賞トレンドジャッジ
現地時間11月1日(土)、アメリカのサンタアニタパーク競馬場で行われたブリーダーズカップクラシック(G1)(3歳上 賞金総額：500万米ドル ダート約2000m)は、M.ガルシア騎手騎乗のバイエルン(牡3、米・B.バファート厩舎)が逃げ切りで優勝。

2着にはハナ差で7番人気・トーストオブニューヨーク(牡3、英・J.オズボーン厩舎)、3着にはクビ差で2番人気・カリフォルニアクローム(牡3、米・A.シャーマン厩舎)が続いた。

好ダッシュを決めたバイエルンが、ポジション取りの激戦を制し、半ば強引にハナに立つ。その後ろをUAEダービー馬トーストオブニューヨーク、シガーストリート、外から2冠馬カリフォルニアクロームが追走し、先行集団を形成。7連勝中のシェアドビリーフはその後に続く。東海岸のベルモントS馬トーナリストは後方からの競馬を選択。

ゆったりとした流れで、馬群は縦長の展開に。直線を向くと、先行勢のバイエルン、トーストオブニューヨーク、カリフォルニアクロームの3頭が、横並びで一気に後続馬を引き離しにかかる。トーナリストが後方から猛然と追い込んでくるが、前方との差は縮まらない。ゴール前まで三つ巴の展開の中、勝ち馬が追撃をハナ差抑え、逃げ切りゴールを決めた。

一方、8連勝を狙っていたシェアドビリーフは、不利もあったのか4着に敗れ、ここで連勝ストップ。注目を集めていた西海岸と東海岸の3歳勢対決は、西海岸の圧勝に終わった。

バイエルン
Bayern
(牡3、米・B.バファート厩舎)
父：Offlee Wild
母：Alittlebitearly
母父：サンダーガルチ
通算成績：10戦6勝
重賞勝利：
14年BCクラシック(G1)
14年ハスケル招待H(G1)
14年ウッディスティーヴンスS(G1)