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マイルG1・2勝のグランプリボスが引退 種牡馬に
2014/12/25(木)
2010年の朝日杯FS、翌2011年のNHKマイルCなど重賞5勝をマークしたグランプリボスが、12月28日(日)付けで競走馬登録を抹消することが発表された。グランプリボスは2008年のセレクトセールで2835万円にて落札。2010年8月に札幌でデビューして新馬勝ち。2戦目のデイリー杯2歳Sは7着と敗れたが、京王杯2歳Sを7番人気で勝って重賞初制覇。続く朝日杯FSも連勝して最優秀2歳牡馬に輝いた。
3歳時はスプリングS4着、ニュージーランドT3着のあとNHKマイルCを正攻法で押し切り2つ目のG1タイトルを獲得。世代トップマイラーの座を確固たるものにした。
その後も2つのG2勝ちに加え、12年の安田記念、マイルCS、今年の安田記念で2着に入るなど、息の長い活躍を続け、ラストランとなった14日の香港マイルでも3着と健闘した。今後は北海道日高郡新ひだか町のアロースタッドで種牡馬となる予定。
馬主は株式会社グランプリ、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+ボス」。JRA通算獲得賞金は5億1329万1000円(付加賞含む)、JRA以外の通算獲得賞金は3101万3800円。
グランプリボス
(牡6、栗東・矢作厩舎)
父:サクラバクシンオー
母:ロージーミスト
母父:サンデーサイレンス
通算成績:28戦6勝
(うち海外成績:3戦0勝)
重賞勝利:
13年マイラーズC(G2)
12年スワンS(G2)
11年NHKマイルC(G1)
10年朝日杯FS(G1)
10年京王杯2歳S(G2)
2010年の朝日杯FSより 鞍上はM.デムーロ騎手
C.ウィリアムズ騎手とのコンビで11年NHKマイルCを制覇
低迷期を乗り越え、今年の安田記念は2着と激走
ラストランとなった香港マイルも3着健闘
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