末脚一閃のルナプロスペクターが2連勝…若竹賞

1月24日(土)、1回中山8日目9Rで若竹賞(芝1800m)が行なわれ、F.ベリー騎手騎乗の5番人気・ルナプロスペクター(牡3、美浦・金成厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:48.5(良)。

2着には1馬身1/4差で4番人気・コティニャック(牡3、栗東・今野厩舎)、3着にはクビ差で1番人気・エイムハイ(牡3、栗東・安田隆厩舎)が続いて入線した。

マイネルポルトゥスが1頭出遅れ、最後方から。ハナに立ったのはライトザライト。その後ろにストリートキャップ、サブライムカイザー、コティニャックらが続く。向こう正面に入るとペルセヴェランテが大外から一気に先頭へ。4コーナーでは外からコティニャックが仕掛けるなど、ペースが落ち着かないまま直線へ。コティニャックが先頭に躍り出て粘り込みを図るも、大外からグンと伸びてきたのはルナプロスペクター。後方で溜めていた脚を爆発させ、最先着を果たした。

勝ったルナプロスペクターは未勝利戦に続き、2連勝。母ムーンフェイズは現役時に中山コースで2勝を挙げており、相性の良い舞台だった。馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「月探査機の名」。

1着 ルナプロスペクター(ベリー騎手)
「最後は良い瞬発力を見せてくれました。展開に合った位置取りだったと思いますし、上手くハマりました。まだ弱さがあるので、これからしっかりしてくれば更に楽しみです」

2着 コティニャック(北村宏騎手)
「先生から聞いてはいましたが、返し馬のときに柔らか過ぎるくらいの緩さを感じました。それでもレースではイメージと違ってしっかり走ってくれました。良いところがありますし、これから変わってきそうですよ」

3着 エイムハイ(戸崎圭騎手)
「直線で少しヨレて、他馬に迷惑をかけてしまい申し訳ありません。まだ若さがあってフラフラしていますし、その辺りが解消してくれば良いですね」

4着 エミネスク(田中勝騎手)
「もう少しエンジンがキュッとかかればいいんですけどね。モタモタしている間に挟まれてしまいました。これまで広いコースでしか走っていませんし、中山も慣れていけばやれますよ」

5着 マイネルポルトゥス(松岡騎手)
「ゲートで隣の馬を気にしてガタガタしてしまい、出がもうひとつでした。この流れのなか、あの位置からよく詰めていますよ。やはり力がありますね」

若竹賞の結果・払戻金はコチラ⇒

ルナプロスペクター
(牡3、美浦・金成厩舎)
父:カンパニー
母:ムーンフェイズ
母父:エリシオ
通算成績:3戦2勝

ルナプロスペクター

ルナプロスペクター

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