【高松宮記念】普段通りのスタンスで挑むエアロヴェロシティ

26日、高松宮記念(G1)の最終追い切りが中京競馬場にて行われた。香港から参戦のエアロヴェロテシティ(セン7、香港・P.オサリバン厩舎)は助手を背に芝コースでの追い切り。馬なりで余力タップリの調教となり、時計は4F57.5-43.2-13.8秒をマーク。それでもフットワークは軽快で、時計以上に動きの良さを感じさせた。

輸送などを考慮したため、軽めの調整に終始したが、「通常でやっている通りのメニュー」とP.オサリバン調教師は満足した様子。左回りのコースについても「手前をしっかり変えてくれましたし、問題ないですよ」と合格点を与えた。指揮官自身も芝コースに入り、馬場を確認。「日本の馬場は素晴らしく手入れをされていて、良い状態でしたよ」と馬場状態にも不安はないことを強調した。

「集中させるため」と今回もブリンカー着用を示唆。異国の地でのレースとなるが、普段通りのスタンスでレースへ挑む構えだ。昨年の香港スプリントを制しているように本来の力を出せれば脅威になることは間違いない1頭。海外から来た刺客が日本馬の前に立ちはだかる。

エアロヴェロシティ

エアロヴェロシティ

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