【POG】またダイワメジャー産駒ファドが押し切り…東京新馬

6月28日(日)、3回東京8日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、吉田豊騎手騎乗の2番人気・ファド(牝2、美浦・矢野英厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:36.2(良)。

2着には半馬身差で9番人気・ビービーバーレル(牝2、美浦・中舘厩舎)、3着には1馬身半差で3番人気・ウインファビラス(牝2、美浦・畠山吉厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたダノンキャップ(牡2、美浦・藤沢和厩舎)は5着に敗れた。

かなりバラッとしたスタートから、好ダッシュを決めたマウシムトウショウがハナを主張すると、テンプルツリー、ファド、ビービーバーレルと続く。
縦長の馬群は4コーナー付近でコンパクトになると、ファドが堂々と先頭。ウインファビラスに並ばれるシーンがあるも、ラストでもうひと伸びして押し切り勝ち。2着には内からビービーバーレルが食い込んだ。

勝ったファドは北海道セレクションセールで972万円で落札。新馬戦好調のダイワメジャー産駒は函館でもマコトルーメンが勝って、早くも5頭目の勝ち上がり。今後の活躍にも注目だ。

馬主は森岡幸人氏、生産者は日高町の浜本牧場。馬名の意味由来は「ポルトガルの民族歌謡」。

1着 ファド(吉田豊騎手)
「前向きなタイプ。抑えて運びたかったけど、外枠でもスタートが良く、2番手へ。壁をつくれなかったが、新馬の流れ。最後までしっかり走れた。折り合いが上手になれば、もっといい走りができるよ」

4着 ピキーヨ(柴田大騎手)
「いい走りをしますね。最後はよく伸びています」

5着 ダノンキャップ(北村宏騎手)
「若さを出してしまった。最初はおどおど。促したら、一気に行こうとした。直線も周囲を気にしていたよ。レースに慣れたら、変わってくる」

6着 テンプルツリー(嘉藤騎手)
「うまく脚がたまりました。もっと伸びそうな感触でしたね。いい馬ですし、上積みも大きいでしょう」

15着 シトラスクーラー(大野騎手)
「気持ちが若いですね。攻め馬では絶好の動き。集中してくれれば、一変していい馬です」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

ファド
(牝2、美浦・矢野英厩舎)
父:ダイワメジャー
母:イルネージュ
母父:トニービン

ファド

ファド

ファド

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