【ローズS】過去5年で連対率は100%!今年も「絶好ポジション」から意外な馬が突き抜ける!?

先行力のあるパーソナルハイ

先行力のあるパーソナルハイ


今年もローズステークス(G2)は中京芝2000mでの開催です。

中京競馬場の特徴は最後の直線が412.5mと長いこと。ローカル場では新潟外回りコースに次ぐ長さがあるので「差し・追い込み馬に有利だろう」と思っている方も多いのではないでしょうか!?

ところが、ローズSはちょっと違います。

中京と同様に、直線が長い「阪神外回り芝1800m」で行われていた19年以前も含めて、過去5年の好走馬を振り返ると「4コーナー1~2番手」で回った馬が必ず1頭は馬券に絡んでいるんです!

17年2着 カワキタエンカ(6人気)
→4コーナー1番手

18年1着 カンタービレ(5人気)
→4コーナー1番手

19年2着 ビーチサンバ(6人気)
→4コーナー1番手

20年1着 リアアメリア(3人気)
→4コーナー2番手

21年2着 エイシンヒテン(12人気)
→4コーナー1番手

昨年も『過去5年で勝率100%!イメージとは真逆の「激走ポジション」から突き抜ける馬は!?』のコラムで紹介したエイシンヒテンが12番人気で2着に粘りこみました!

ローズSで逃げ・先行馬が馬券に絡みやすい、大きな理由は2つ。まず1つ目は「馬場状態がいい」ことが挙げられるでしょう。まだ2週目で使い込んでいないことに加えて、9月は通常よりも時計が速くなりやすい「オール野芝」での開催ですから、なおのこと先行馬が有利な馬場になっています。

もう1つは、ローズSが秋華賞トライアルでどの馬も「権利獲り」に徹するので、ペースが上がりづらい=前有利の展開になりやすい点が挙げられます。

今年は比較的、先行馬が多いメンバー構成ですが、やはり逃げ・先行タイプは注意が必要でしょう。中でも注目しておきたいのはパーソナルハイ

過去5年で馬券になった5頭のうち、3頭が該当していた「前走オークス組」で、オークスでも16着と大敗こそしましたが、序盤から2番手に付けて見せ場を作りました。フローラSでも逃げて2着に入っており、重賞でも既に通用済みの脚力をココで再度、見せつけてくれるのではないでしょうか!?