7歳馬アドマイヤサガスが豪脚繰り出し差し切りV…室町S

10月24日(土)、4回京都6日目11Rで室町S(ダ1200m)が行なわれ、国分恭介騎手騎乗の12番人気・アドマイヤサガス(牡7、栗東・橋田満厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:10.6(良)。

2着には3/4馬身差で4番人気・カジキ(牡6、栗東・笹田厩舎)、3着にはアタマ差で7番人気・トキノゲンジ(牡7、栗東・西村厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたサウンドガガ(牝6、栗東・佐藤正厩舎)は4着に敗れた。

スタート直後にC.デムーロ騎手騎乗のルベーゼドランジェが落馬競走中止という幕開けから、ハナを主張したのはカジキ。続いてサウンドガガが付けて、出負けしたナンチンノンが押して3番手。先頭集団から2馬身程空けてアドマイヤサガスが追走。さらに3馬身程空けて後方集団が続き、シンガリはトキノゲンジの態勢でレースは進む。
直線に入ると、先頭のカジキが一気に後続を突き放しにかかり、後続勢からは、アドマイヤサガスが馬場の四分どころを抜けて末脚を伸ばす。残り1F付近で脚色が鈍ったカジキをアドマイヤサガスが捕らえ優勝。

勝ったアドマイヤサガスは4歳の秋から本格化して5歳秋には交流重賞の東京盃で3着に入るまで成長。昨年6月に北海道スプリントCを勝ち重賞ウイナーの仲間入りを果たしたが、9月のオーバルスプリント3着以降は低迷。今回はテン乗りとなった国分恭介騎手の手綱で1年4カ月ぶりとなる嬉しい勝利を飾った。
馬主は近藤利一氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+海外の名馬名」。

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アドマイヤサガス
(牡7、栗東・橋田満厩舎)
父:フジキセキ
母:ベルベットローブ
母父:Gone West
通算成績:41戦7勝
重賞勝利:
14年北海道SC(Jpn3)

アドマイヤサガス

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