昨年の天皇賞(秋)勝ち馬スピルバーグが引退 種牡馬へ

14年の天皇賞(秋)を勝利したスピルバーグ(牡6、美浦・藤沢和厩舎)が引退し、種牡馬入りすることが決定した。

スピルバーグはゴールドシップ、フェノーメノ、ディープブリランテらと同世代。クラシック戦線では活躍することが出来なかったが、4歳で本格化の兆しを見せると、翌年の毎日王冠で5番人気ながら3着と好走した。
続く天皇賞秋では後の7冠馬ジェンティルドンナや同年の皐月賞馬イスラボニータを抑え優勝。オーナーである山本英俊氏にとって初のG1勝利をプレゼントした。6歳を迎えた今年は英国遠征も敢行し、更なるG1勝利を期待されていたが、前走の天皇賞(秋)では10着に敗れ、これが引退レースとなった。

今後は繋養先未定だが、種牡馬として第二の人生を歩む予定とされている。

馬主は山本英俊氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「人名」。JRA通算獲得賞金は3億2310万円(付加賞含む)。

スピルバーグ
(牡6、美浦・藤沢和厩舎)
父:ディープインパクト
母:プリンセスオリビア
母父:Lycius
通算成績:18戦6勝
重賞勝利:
14年天皇賞(秋)(G1)

スピルバーグ