【POG】好発決めたキラージョーが直線突き放して快勝…東京新馬

11月8日(日)、5回東京2日目5Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、藤岡康太騎手騎乗の7番人気・キラージョー(牡2、栗東・藤岡健厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:52.1(稍重)。

2着には3馬身半差で9番人気・コラージェン(牡2、美浦・小笠厩舎)、3着には1馬身3/4差で1番人気・レオナルド(牡2、栗東・藤原英厩舎)が続いて入線した。

ゲート入りを渋っていた関西馬のキラージョーが好発を決めてハナへ。人気のレオナルドもスッと好位に付け、キークラッカー、ウインドオブホープが先団を形成。ゼーヴィント、リナリア、ケルベロス、コラージェン、ルフレドパシオンが続き、アンドレバローズは後方2番手から徐々にポジションを上げていく。
キラージョー、キークラッカーが互いに譲らず直線に入ると、先に抜け出したのはキラージョー。内からコラージェンが馬体を併せに行くが、坂を上がってキラージョーがもうひと伸び。終わってみれば3馬身半差を付けて、アウェーでの新馬戦を勝ち上がった。

勝ったキラージョーは近親に南関東で東京3歳優駿牝馬、浦和の桜花賞を勝ち、交流重賞のマリーンCで3着に入ったダイアモンドコアがいる血統。スタート直前に尻っぱねを見せてゲート入りを嫌がるなど幼い面を覗かせていたが、レースでは好スタートを決め、直線でもメンバー2位の上がりで後続を突き放すセンスの良さを見せた。
馬主は河内孝夫氏、生産者は新冠町の中地康弘。馬名の意味由来は「素晴らしいもの+冠名」。

1着 キラージョー(藤岡康騎手)
「ゲート入りを嫌がりましたが、道中はスムーズ。最後までしっかり脚を使っています。楽に勝てましたし、今後が楽しみになる内容でした」

2着 コラージェン(北村宏騎手)
「まだ幼く、道中の手応えはひと息だったのに、追ってからがいいね。すごい脚だった。きょうは勝った馬が強かった。走ってくる馬だよ」

7着 ゼーヴィント(柴山騎手)
「上手に走れ、最後も脚は使っています。これからしっかりしてくれば」

8着 マイネルマルキ(柴田大騎手)
「なかなかスピードに乗りませんでしたが、内目をスムーズに上がっていけました。走りは悪くありません。まだ気持ちが入っていませんし、使って変わるでしょう」

12着 ルフレドパシオン(田辺騎手)
「乗り味はいいですよ。使いつつ良くなりそうです」

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キラージョー
(牡2、栗東・藤岡健厩舎)
父:ハーツクライ
母:ラヴリージョウ
母父:フレンチデピュティ

キラージョー

キラージョー

キラージョー

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