【POG】ハマヒルガオが内からのしぶとい伸び脚でV…東京新馬

11月23日(月)、5回東京7日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、T.ベリー騎手騎乗の3番人気・ハマヒルガオ(牝2、美浦・堀厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:39.7(良)。

2着にはクビ差で10番人気・プルメリアブーケ(牝2、美浦・高橋裕厩舎)、3着にはクビ差で5番人気・クイックモーション(牝2、美浦・木村厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたテラノヴァ(牝2、栗東・須貝尚厩舎)は5着に敗れた。

少々バラついたスタートから前に行ったプルメリアブーケ、ウエルカムダンス、ハマヒルガオが先頭集団を形成。それらを見るような形でスズランフェスタ、クイックモーション、1番人気のテラノヴァらが追走する形となった。3コーナーに差し掛かると、ややスローのペースを危惧し後方各馬が追い出しにかかる。
直線を迎え、いち早く抜け出したのはプルメリアブーケ。他の先行馬はそれに応じて追い出すも、なかなか差を縮められずにいたが、ハマヒルガオただ1頭が内からしぶとく伸びてこれを差し、勝利をもぎ取った。

勝ったハマヒルガオは姉が今年のクラシック戦線で戦ったテンダリーヴォイス、祖母が根岸Sで豪脚を繰り出し制すなど、重賞を6勝したブロードアピールという血統。姉の果たせなかったクラシック制覇を狙う。
馬主は金子真人ホールディングス株式会社、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「海岸近くに群生する可憐な花」。

1着 ハマヒルガオ(T・ベリー騎手)
「受け入れ先の加藤厩舎だけでなく、堀厩舎からも手厚いサポートをしてもらっているので、この馬で勝てたのはとてもうれしい。追い切りに跨り、いい馬だと感じていたよ。実戦でもいきなり結果を出してくれた。さらにレベルアップしていけると思う」

2着 プルメリアブーケ(戸崎騎手)
「調教は目立たないのですが、芝の走りはいいですよ。すっと行けましたし、最後までしっかり脚を使っています」

3着 クイックモーション(柴山騎手)
「スタートが速く、楽に運べました。直線の手応えはひと息でしたが、後ろから来られて長く脚を使えました」

8着 ヌーベルマリエ(武豊騎手)
「まだ若い。いろいろ覚えていく段階だけど、直線はいい脚を見せたよ」

14着 リーネアロッサ(勝浦騎手)
「ゲートを出なくて。なかなか進んでいかなかった。しかも、超スロー。力を出せずに終わったよ」

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ハマヒルガオ
(牝2、美浦・堀厩舎)
父:クロフネ
母:ミスアンコール
母父:キングカメハメハ

ハマヒルガオ

ハマヒルガオ


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