トピックスTopics
【5回阪神】ラインダール…小平奈由木の注目新馬レポート
2015/12/8(火)
ラインダール(牝2、栗東・藤岡厩舎)
父:クロフネ
母:チアズメッセージ
母父:サンデーサイレンス
前5年の総合サイアーランキングでは、3、2、5、8、9位と抜群の安定度を誇っているクロフネが父。スピード豊かな産駒が多く、芝・ダートを問わずコンスタントに勝ち上がるうえ、フサイチリシャール(朝日杯FS)、スリープレスナイト(スプリンターズS)、カレンチャン(スプリンターズS、高松宮記念)、ホエールキャプチャ(ヴィクトリアマイル)らトップクラスを送り出している。
母チアズメッセージ(その父サンデーサイレンス)は京都牝馬Sなど5勝をマーク。重賞での2着も3走ある。その全兄チアズブライトリーも、京阪杯や七夕賞の覇者だ。同馬の全兄にプレファシオ(5勝、地方1勝)がいて、ひとつ上の半兄が現2勝のクリプトグラム。総額1600万円でサンデーサラブレッドクラブの募集馬となった。
ノーザンファーム空港で順調にペースアップ。9月16日、トレセン近郊のNFしがらきへ移って体調を整えたうえ、10月14日に入厩した。坂路での乗り込みと並行してゲート練習を進め、11月5日の試験をパス。本格的な追い切りへと移ってからも、体力に余裕があり、フットワークも力強い。前向きな気性だけに、初戦からエンジン全開となろう。
12月12日(土)、阪神の牝馬限定・ダート1400mに向かう。藤岡康太騎手が騎乗する。
小平 奈由木(こだいら なゆき)
早稲田大学日本語研究教育センターに勤務した後、競馬関係に進む。競馬専門紙「1馬」の記者、法人馬主「サラブレッドクラブラフィアン」のレーシングマネージャーなどを経て、現在はフリーランス。業界のキャリアは 20年近くになり、生産・育成現場からトレセンまで精通。
月刊誌「競馬最強の法則」の人気コーナー「トレセン最前線」をはじめ、幅広い知識を生かしたエッセーが評判 になっている。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/12/24(水) 【名古屋大賞典】笑顔満点!アビーリングルックが尾張の地で重賞初制覇
- 2025/12/24(水) 【中山大障害】走るたびに成長を続けるフェーレンベルク、タフな大障害へ挑む!
- 2025/12/24(水) 【中山大障害】無尽蔵なスタミナ誇るエコロデュエルが大一番で全てを出し切る!
- 2025/12/22(月) 【2歳馬情報】牝馬クラシック2冠馬を母に持つ良血馬などがデビュー!
- 2025/12/21(日) 【有馬記念】出走馬格付けバトル!国民的ビッグレースで頂点に立つのは!?
- 2025/12/21(日) 【朝日杯FS】前走の悔しさを晴らす!カヴァレリッツォが2歳王者に輝く!
- 2025/12/21(日) 【有馬記念】出走想定最新版!2025年ラストを飾るのはどの人馬か!
- 2025/12/21(日) 【朝日杯FS】日米ダートG1制覇!今もっとも熱い“覚醒の男”に「ドル箱」データ!





