トピックスTopics
【クイーン賞】ダートの血がうずいたディアマイダーリンが好位からV
2015/12/9(水)
12月9日(水)に船橋競馬場で行われた交流重賞・第61回クイーン賞(Jpn3)(3歳上 ハンデ 重賞競走 1着賞金:2100万円 ダート1800m・外)は、横山典弘騎手騎乗の4番人気・ディアマイダーリン(牝3、美浦・菊沢厩舎)が優勝。勝ちタイムは1.53.6(良)。2着はクビ馬身差で1番人気・トロワボヌール(牝5、美浦・畠山吉厩舎)、3着は3/4馬身差で5番人気・ノットオーソリティ(牝、船橋・川島正厩舎)が続いて入線している。
揃ったスタートから、内のノットオーソリティがハナを主張し、外からディアマイダーリンが番手を確保。一番人気トロワボヌールはその後ろ。ツリーハウス、アスカリーブルと続き、パワースポットは後方4番手からの追走。大きな動きはないまま3コーナーへ差し掛かる。
先頭のノットオーソリティはコーナー途中から手が動き、振り切りにかかるも、番手に構えたディアマイダーリンが抜群の手応えで、直線を待って追い出しを開始。ノットオーソリティもしぶとく粘り、内からトロワボヌールが脚を伸ばしてくる。後続からはパワースポットが伸びを見せるも前の3頭には届かず。最後まで脚を伸ばしたディアマイダーリンが3頭の叩き合いを制し重賞初制覇を決めた。
勝ったディアマイダーリンはおじにG1・4勝馬ゴールドアリュールがいる血統で、ゴールスキーやソロルといったダートでの活躍馬がズラリと並ぶ。春はフラワーC3着、フローラS2着と芝でも非凡な才能を発揮。牝馬クラシック戦では思うような結果が出なかったものの、復帰緒戦、初めてのダートでいきなり結果を出して見せた。ダート界の新星となるか、今後の動向に目が離せない。
馬主は窪田康志氏、生産者は安平町の追分ファーム、馬名の意味由来は「いとしの君。母名より連想」。
ディアマイダーリン
(牝3、美浦・菊沢厩舎)
父:ハーツクライ
母:オネストリーダーリン
母父:Kingmambo
通算成績:9戦3勝
重賞勝利:
15年クイーン賞(Jpn3)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/5/3(金) 【NHKマイルC】1番人気馬7連敗中!荒れるG1で発見「好走馬の法則」に合致した伏兵2頭
- 2024/5/2(木) 今週の府中は賑やかそうです【柴田大知コラム】
- 2024/5/1(水) 【かしわ記念】船橋に吹いた復活の風!川須騎手&シャマルが逃げ切りG1初制覇
- 2024/5/2(木) 【NHKマイルC】春3歳G1の優勝馬ズバリ!今週のターゲットは驚きの人気薄
- 2024/5/2(木) 【NHKマイルC】複勝率6割超えなのに人気なし!一発逆転の可能性を秘めた伏兵
- 2024/5/2(木) 【NHKマイルC】過去2年続けて連対!「東京マイル」で軍配の上がる信頼の軸候補
- 2024/5/1(水) 【新潟大賞典】前走は明確な敗因アリ!指揮官が語るレーベンスティールの手応え
- 2024/4/29(月) 【兵庫CS】勢い止まらず!エートラックスが3連勝で重賞初制覇