【中京記念】久々重賞へピークトラム 小牧太「ここも何とかしたい」

20日、中京記念(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。約3ヶ月ぶりの実戦となるピークトラム(牡5、栗東・橋口慎厩舎)は小牧太騎手を背にCWコースで併せ馬。「オーバーワークにならないよう、馬なりでやったよ」と鞍上は追い切りの意図を明かしように、全体時計は控え目な内容で5F74.3-57.6-41.7-11.8秒をマーク。僚馬を相手に最後は同入した。

「以前は緩さがあってボーっとしたとこがあったけど、今はトモなんかも随分としっかりしてきたし、けさも唸るように走ってたからね。これでもレースに行くと操縦しやすいんだ。どこからでも競馬がでいるようには強み。ここも何とかしたいな」と小牧騎手は期待を込める。

近3戦で2勝と上げ潮ムード。勝ち鞍はいずれも接戦を凌いでのものと、決して派手な勝ち方ではないが、ここへ来ての充実ぶりは秀逸。3歳時以来の重賞挑戦で、成長の証をみせつけたい。