【紫苑S】オークス3着の実力発揮!ビッシュが2馬身半差で快勝!

ビッシュ

9月10日(土)、4回中山1日目11Rで第1回紫苑S(G3)(芝2000m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気・ビッシュ(牝3、美浦・鹿戸雄厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:59.7(良)。

2着には2馬身半差で3番人気・ヴィブロス(牝3、栗東・友道厩舎)、3着には3馬身半差で5番人気・フロンテアクイーン(牝3、美浦・国枝厩舎)が続いて入線した。

ほぼ揃ったスタート。ハナを主張する馬がおらず、押し出されるように内からゲッカコウが先頭へ。キリシマオジョウが2番手を追走、フラワーCを逃げ切ったエンジェルフェイスは控えて4番手。その内からフロンテアクイーンが続き、その外にパールコード。それらをマークするようにヴィブロスが追走して、人気のビッシュは中団の後ろで脚を溜める。

1000m通過59.6秒というペースの中、馬群が一団のまま第3コーナーに差し掛かるとレースが一気に動く。外からスーッとビッシュが好位のすぐ後ろに上がってきて、馬なりのまま第4コーナーを回って直線へ。先に動いたファータグリーンが押し切る構えも、外からビッシュが持ったままで坂下までやって来る。その後ろからはフロンテアクイーンの懸命な追込。ヴィブロスも勢い良く突っ込んでくるが、届きそうにない。残り200mを切ってビッシュがようやく追い出されると、後続を引き離して悠々とゴールイン。2着には追い込んだヴィブロス、激しい3着争いはフロンテアクイーンが制して、ここまでが秋華賞の優先出走権を手に入れた。

勝ったビッシュは今年2月の新馬戦でデビュー勝ちを飾ると、続く500万下も連勝。2戦2勝で挑んだフローラCでは1番人気の支持を受けるも5着に敗れ、オークスへの優先出走権を逃してしまう。そのオークスでは4/5の抽選を突破しゲートイン。初コンビのM.デムーロ騎手を背に中団からレースを進め、勝ったシンハライトからクビ+半馬身差の3着と好走。今日は地力の高さを証明して、本番の秋華賞へと弾みをつけた。
馬主は窪田康志氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「牝鹿(仏)」。

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  • ビッシュ
  • (牝3、美浦・鹿戸雄厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:バランセラ
  • 母父:Acatenango
  • 通算成績:5戦3勝
  • 重賞勝利:16年紫苑S(G3)

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