【エリザベス女王杯】 シュンドルボン 鋭伸12.1秒「パワーアップしている」

シュンドルボン

9日、エリザベス女王杯(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、府中牝馬S5着のシュンドルボン(牝5、美浦・矢野英厩舎)は、吉田豊騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F51.1-36.8-12.1秒をマークした。

【田子助手のコメント】
「前走は、シュンドルボンには展開が向きませんでしたね。メンバー最速の上がりを使いましたが、上位馬も33秒台の上がりを使っていましたし厳しい展開でした。前走後の状態もいつもと変わりませんでした。レース翌週の木曜から乗り始めて、特に疲れも見られず順調に乗り込んできました。2週前と1週前追い切りは、5ハロンから長めにやって負荷をかけてきました。今日はジョッキーに乗ってもらって、前に2頭置いてその内に併せていくいつものパターンで追い切りました。良い動きでしたし、ジョッキーも良い感触を掴んでくれたようです。

去年の夏頃からだいぶしっかりしてきましたし、5歳になって充実してきてパワーアップしていると思います。去年のエリザベスは最後1ハロンで止まってしまいましたし、2000くらいがちょうど良いかと話しましたが、1ハロンくらいなら流れや展開次第で良い方に向くことがありますからね。あとはジョッキーと競馬の神様に手助けをしてもらえればと思っています」