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【エリザベス女王杯】 マリアライト 連覇へ万全「しっかり仕上げてきた」
2016/11/9(水)
9日、エリザベス女王杯(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。
前走、オールカマー5着のマリアライト(牝5、美浦・久保田厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.4-53.0-39.1-13.2秒をマークした。
「前走は、宝塚記念を勝った後の夏休みでひと息入れてからの秋初戦ということで、こちらが思っていた通りの調整は出来ましたが、少し勝負どころでの反応が悪かったり、もうひとつ物足りない内容だったというのは思っています。前走後は昨年同様、一度ノーザンファーム天栄へ放牧に出してリフレッシュさせて、約1ヶ月前に厩舎に戻しました。それからは順調に調整されています。
1週前は、久し振りに蛯名騎手に乗ってもらいました。今回メンコをどうするかということを考えていたので、1週前は外した状態で追い切りました。今週も同じように追い切りの日だけはメンコを外してやってみましたが、外した分少し馬もピリッとして良い感じだったなと思っています。レースではメンコをほぼ外していきたいと思っていますが、あとは当日の雰囲気を見ながら、ギリギリまでは考えたいなと思っています。もし外すときは、パドックでは着用してゲート裏で外すというパターンでやると思います。
ひと追いごとに馬の走るバランスも良くなってきましたし、今日の追い切りも外ラチを気持ち良さそうに何の澱みもなく流れるように走ってくれていました。マリアの良いときの状態にはなってきているな、と見て取れました。昨年のマーメイドステークスを使う頃はまだ分からない部分もありましたが、そこである程度体も減らずに来てくれましたし、昨年秋以降も直前輸送で大丈夫だな、という感触も得ました。今年の輸送は、昨年同様に前日入りというふうには考えています。こちらが思っている以上に馬は輸送に対して対処してくれているな、と思っています。
ここまで外枠でもずっと走っていますし、希望の枠順に関してはそれほど考えていません。位置取りに関しては、出た感じで蛯名騎手に任せています。枠もまだ決まってないですし、今のところは特に考えていません。京都は結果を出しているコースですからね。昨年は馬場も稍重で少し荒れた馬場という点も味方したと思いますし、今年もそうなってくれた方がマリアにとっては良いなと思っています。昨年は挑戦者の気持ちでぶつかっていきましたが、今年は1年経って立場が変わりました。それに恥じないレースをするようにしっかり仕上げてきたつもりです。頑張ります」
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