【POG】ビートマッチがマイペースに持ち込んで悠々と逃げ切りV…中山新馬

ビートマッチ

12月4日(日)、5回中山2日目6Rで2歳新馬(芝2000m)が行なわれ、V.シュミノー騎手騎乗の2番人気・ビートマッチ(牝2、美浦・萩原厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:05.9(良)。

2着には4馬身差で6番人気・コスモノーズプレス(牡2、美浦・伊藤大厩舎)、3着には1馬身差で1番人気・アダマンティン(牡2、美浦・大竹厩舎)が続いて入線した。

ビートマッチは好スタートを切って、馬なりのままハナに立つ。ブルーリゲルが2番手、アダマンティンは中団を追走。2コーナーでビートマッチが2番手以下を3馬身と突き離していく。1000m通過が1分5秒台とスローな流れに落とし、マイペースに持ち込む。4コーナーで後続を引き付け、直線に向いてスパートされると一気にリードを広げる。最後は4馬身差を付けての一人旅で新馬勝ちを決めた。

勝ったビートマッチは近親に02年マイルCSを制したトウカイポイント、大和屋暁オーナーが所有しているオツウがいる。新種牡馬ルーラーシップの産駒で、この世代12頭目の勝ち上がりとなった。シュミノー騎手は4Rに続く来日2勝目。シルクホースクラブでの募集価格は1600万円となっている。
馬主は有限会社シルクレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「テンポやグルーブをキープするDJテクニック」。

1着 ビートマッチ(V・シュミノー騎手)
「返し馬でも1頭で走らせてみたんだ。馬格あり、フットワークも大きい。この頭数だし、抑え込むよりは行かせたほうがいいと思っていた。誰も追いかけてこず、すんなりハナへ。直線もしっかり伸びた。経験を積めば、上のクラスでもやれるんじゃないかな」

2着 コスモノーズプレス(柴田大騎手)
「まだ体はぜんぜんといったところ。はまりも良くないですね。それなのに、ここまでやれるのですから、素質は高い。順調に伸びてくれたら」

3着 アダマンティン(北村宏騎手)
「追って体が沈まなかった。これから心身が大人になれば」

4着 ロイヤルアイザック(蛯名騎手)
「まだ緩い。精神的にも若いよ。使っていけば変わる」

7着 クライオブジョイ(松岡騎手)
「物見をするし、馬の後ろだと突っ張ってしまって。これからレースを覚えてくる」

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  • ビートマッチ
  • (牝2、美浦・萩原厩舎)
  • 父:ルーラーシップ
  • 母:パーフェクトマッチ
  • 母父:サンデーサイレンス

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