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【POG】ティーラウレアひとマクリで9馬身差の圧勝デビュー!…中山新馬
2017/1/5(木)
1月5日(木)、1回中山1日目3Rで3歳新馬(ダ1800m)が行なわれ、松岡正海騎手騎乗の5番人気・ティーラウレア(牡3、美浦・伊藤伸厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:58.6(良)。
2着には9馬身差で8番人気・リードザフィールド(牡3、美浦・高木登厩舎)、3着には2馬身半差で3番人気・ロジキャロル(牡3、美浦・新開厩舎)が続いて入線した。
JBCクラシックを制したアウォーディー、UAEダービー馬ラニの半妹・キエレ(牝3、栗東・松永幹厩舎)は1番人気の支持を受けたが、7着に敗れた。
ティーラウレアは五分のスタートから中団を追走。向こう正面で追っ付けながら徐々に進出、前の集団に迫る。4角で逃げるミヤビファルコン、デルママツリの外に並びかけ、直線に向いたところで先頭に立つ。松岡騎手がステッキを入れると、一気に後続を突き離して独走態勢。最後は流す余裕がありながら、9馬身差を付けての大楽勝でデビュー戦を飾った。
勝ったティーラウレアは近親にダートのOP特別を2勝し、種牡馬として活躍しているアッミラーレがいる。父、サマーバードは12年11月に日本に輸入され、初年度となる13年は127頭に種付けされるなどの人気を集めたが、日本での産駒の走りを見ること無く、わずか1年のみの供用で他界。これまでにこの馬を含め10頭が勝ち上がっており、早世した父の名を高めるような走りを見せてくれている。
馬主は深見富朗氏、生産者は浦河町の村下清志氏。馬名の意味由来は「冠名+平和、幸せ(ハワイ語)」。
1着 ティーラウレア(松岡騎手)
「攻め馬で砂を被ることをイヤがるところがあったので砂を被らない位置で競馬をしたいと思っていましたが、ダッシュがつかなかったので後ろからになりました。外を回って上がっていって最後も余裕がありましたし、強い内容でした」
2着 リードザフィールド(大野騎手)
「前半は少し砂を気にしながら走っていましたが、4コーナー辺りでハミを取ってからは良い走りでした。まだ若いところがありますし、これから良くなってくればと思います」
3着 ロジキャロル(田中勝騎手)
「周りがバテた分、差し込めました。最後まであきらめずに走ってくれました。まだ力が付いていないので、これから成長してくれば良いと思います」
4着 アイヅヒリュウ(木幡巧騎手)
「まだ競馬を全然分かっていない感じですが、終いも狭いところに入ってよく伸びています。能力があるので、使って変わってくれば楽しみです」
5着 ロードアプローズ(北村宏騎手)
「乾いたダートだったこともありますが、まだトモに力が付いていないので上手くグリップがききませんでした。これから力を付けていけばと思います」
7着 キエレ(蛯名騎手)
「砂を被って頭を上げたり、物見をしたりしてまだ集中力がありませんね。モノは悪くないと思いますし、徐々に慣れていけば良いと思います」
- ティーラウレア
- (牡3、美浦・伊藤伸厩舎)
- 父:サマーバード
- 母:ペリウィンクル
- 母父:フォーティナイナー
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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