トピックスTopics
クビ差2着プロディガルサン +22キロで東京マイル戦史上最速の上がり32秒0
2017/2/5(日)
菊花賞で11着敗退から変わり身をみせたプロディガルサン
菊花賞以来の実戦に臨んだプロディガルサン(牡4、美浦・国枝厩舎)は2着に食い込んだ。
道中は中団に待機。超スローペースでも課題の折り合いをクリアすると、直線で猛追。勝ち馬にクビ差まで詰め寄り、新馬戦以来となるマイル戦でも好パフォーマンスをみせた。「ゲートを出てくれて、思ったよりもいいポジションをとれましたね。直線もスムーズに前が開き、よく伸びてくれました。まだトモに緩さが残りますが、速い上がりにも対応できるかな、という中で頑張ってくれました」と田辺裕信騎手は収穫を口にした。
4歳初戦は約3カ月半ぶりのレースとなったが、馬体重はデビュー以来、最高となる512キロ、前走比プラス22キロの大幅増だった。「身体が増えたのは、筋力もついたのでしょうね。前は競馬でフラフラしていたけど、真っ直ぐ走っていたから」と国枝栄調教師は成長分であることを強調。元はと言えば、1週前のオープン特別・白富士Sでは登録メンバー中唯一、除外の憂き目も遭い、重賞にスライドしてきた。「少しだけど賞金も加算できたことだし、これで意地悪な目(除外)にあわなくなるかもね(笑)。マイルにはこだわらず、あまりトリッキーなコースより、走りやすいところを選んでいきたいですね」と今後の見通しを語った。
ペース、上がりの速い馬場傾向もあったが、披露した末脚は、なんと東京のマイル戦史上最速となる32秒0。リアルスティールを兄に持ち、デビュー前から大物候補と注目を浴びていた良血馬が、いよいよ本格化の兆しをみせた。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/5/19(日) 【オークス】掴んだ母の忘れ物!チェルヴィニアが樫の女王の座を掴む
- 2024/5/20(月) 【3歳馬情報】ダービーウィークの京都にダービー馬の弟が登場!
- 2024/5/19(日) 【日本ダービー】出走馬格付けバトル!3部門全てランクインした鉄板級の軸馬候補
- 2024/5/18(土) 【平安S】貫き通した逃げの道!ミトノオーがJRA重賞初制覇
- 2024/5/18(土) 【オークス】ヴィクトリアマイルは特大サイン炸裂!今週も驚きの激走候補が急浮上
- 2024/5/19(日) 【オークス】狙いは先行馬か差し馬か?「絶好ポジション」から抜け出す本命候補
- 2024/5/19(日) 【オークス】前走はノーカウント!立て直されたここが絶好のねらい目!
- 2024/5/17(金) 【オークス】春のG1予想7戦6勝!ブエナビスタで勝ったアンカツが語る「ステレンボッシュ評」