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アストラエンブレムが馬群をこじ開けてオープン初勝利!…大阪城S
2017/3/5(日)
3月5日(日)、1回阪神4日目11Rで大阪城S(芝1800m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の1番人気・アストラエンブレム(牡4、美浦・小島茂厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:47.1(良)。
2着にはクビ差で13番人気・トルークマクト(牡7、美浦・尾関厩舎)、3着には1馬身差で4番人気・ガリバルディ(牡6、栗東・藤原英厩舎)が続いて入線した。
バッドボーイが押して先手を奪い、ケイティープライド、デウスウルト、更にアスカビレン、レコンダイト、フェルメッツァが好位グループを形成。人気のアストラエンブレムは中団のインにジッと構え、マキシマムドパリはその直後に付ける。ゆったりとした流れで大きな馬群のまま直線の脚比べへ。
ラスト1Fで逃げるバッドボーイが力尽き、外から先頭に立ったのは13番人気のトルークマクト。一気に坂を上がり、そのまま押し切るかと思われたが、内の馬群をこじ開けてアストラエンブレムが強襲。クビ差トルークマクトを交わしてトップでゴールへ飛び込んだ。
勝ったアストラエンブレムは、オープンクラス初勝利で通算5勝目。母が秋華賞を勝ったブラックエンブレム、兄が札幌2歳Sを勝ったブライトエンブレムという血統で早くから注目され、2歳時からサウジアラビアRCで勝ち馬と同タイムの3着。その後もシンザン記念、ニュージーランドTで僅差の4着と重賞で差のない競馬を続けていた。降級後、条件クラスを連勝で卒業し、京都金杯で4着。ここはその重賞実績を買われて1番人気に支持されたが、その期待に応えて見事な差し切り勝ちを決めた。
馬主は有限会社シルクレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「矢(サンスクリット)+母名の一部」。
- アストラエンブレム
- (牡4、美浦・小島茂厩舎)
- 父:ダイワメジャー
- 母:ブラックエンブレム
- 母父:ウォーエンブレム
- 通算成績:10戦5勝
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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