【スプリングS】皐月賞出走狙うプラチナヴォイス「権利を獲れる力はある」

プラチナヴォイス

15日、スプリングS(G2)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

未勝利→萩Sを楽々と連勝しているプラチナヴォイス(牡3、栗東・鮫島厩舎)は、ブリンカーを着用してCWコースで主戦の和田騎手を背に6F83.0-66.6-51.9-38.7-11.7秒をマーク。ここ2戦は重賞だからというよりも自分の競馬ができずにいるだけに、直前の状態は気になるところだ。

手綱をとった和田竜二騎手は「追い切りは最後まで右手前のままだった。特にモタれる感じはなかったけど、少し気になるね。長距離輸送、イレ込みなど分からない面はあるけど、普通に走ってくれば権利をとれる力はありますよ」と、秘めている能力を認めつつも、不完全燃焼に終わった近走も踏まえて慎重に振り返った。

京都芝1800mの未勝利戦を勝ち上がった時の時計1分45秒9は、13年にトゥザワールドが記録した1分46秒5を0秒6も上回る2歳コースレコード。道中での消耗を最小限に押さえて直線を向くことができれば、雪辱を果たすことも不可能ではないだろう。