G1初挑戦のモズカッチャン 課題克服して2着 和田竜「並ぶところまでは……」

●5月21日(日) 2回東京10日目11R 第78回 優駿牝馬(G1)(芝2400m)

フローラSと同じ1番枠からのレースとなったモズカッチャン(牝3、栗東・鮫島厩舎)は2着。G1初挑戦で健闘した。先行したソウルスターリングを射程圏内に入れつつ、インの5~6番手を追走。直線ではソウルがモタモタする中、一旦は並びかけたように見えたが、そこから差し返されて2着が精一杯だった。

「テンションの高い馬ですが、今日は我慢してくれましたね。(ソウルが)早めに動いた分、止まってくれないかと思ったんですけどね……。並ぶところまではいかなかった」と和田竜二騎手。一方の鮫島一歩調教師も「一瞬抜けたと思ったのですが、すぐに交わされてしまいました。今回は色々と恵まれた面がありました。前回と同じような競馬ができましたし、ゲートも1戦毎に良くなってきました。今日も良かったですね」と課題と収穫を口に。今後は様子を見つつ、放牧へ出され、秋に備える模様だ。