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馬群を突き抜けたベルガド快勝 高倉稜騎手はJRA通算200勝!…阪神新馬
2017/12/9(土)

12月9日(土)、5回阪神3日目5Rで2歳新馬(芝1200m)が行なわれ、高倉稜騎手騎乗の8番人気・ベルガド(牡2、栗東・森田厩舎)が優勝。道中は好位のインに控え、直線ではやや窮屈な場面もありながら、馬群の真ん中を力強く割って出た。勝ちタイムは1:10.3(良)。
2着には3/4馬身差で外を渋太く伸びた4番人気・マキナガラージュ(牡2、栗東・角居厩舎)、3着には3/4馬身差で逃げた3番人気・グリム(牡2、栗東・野中厩舎)が踏ん張った。
勝ったベルガドは、近親に朝日杯3歳SやマイラーズCを勝ったマイネルマックスがいるスズカフェニックス産駒で、この世代2頭目の勝ち上がり。鞍上の高倉稜騎手は今年20勝目で、これがJRA通算200勝のメモリアルゴールとなった。
熊本県出身の高倉騎手は2010年にデビュー。同期に菅原隆一、川須栄彦騎手らがいる。同年3月14日の中京6Rで初勝利。1年目から37勝、2年目には40勝を挙げ、3年目の2013年にフラガラッハの中京記念で重賞初制覇を飾った。重賞は通算4勝。
馬主は有限会社サンコウ牧場、生産者は新ひだか町のサンコウ牧場。馬名の意味由来は「人名より」。
「率直にうれしいです。199勝からは時間がかかってしまって、いつ勝てるのかなと思っていたので良かったです。今年は年明けに重賞を勝てたこともあって近年とは違う1年になっていると思います。関係者の皆様、応援してくださるファンの皆様、一番は一緒にパートナーとなってくれる馬のおかげで200勝を達成することが出来ました。これからも頑張っていきますので応援よろしくお願いします」
- ベルガド
- (牡2、栗東・森田厩舎)
- 父:スズカフェニックス
- 母:エンジェルファタル
- 母父:フォーティナイナー
- 高倉 稜
- (たかくらりょう)
- 1991年9月4日生まれ
- [初免許年] 2010年
- [所属] 栗東・フリー
- [初騎乗] 2010年3月6日1回阪神3日目5Rプリサイストップ(2着/16頭)
- [初勝利] 2010年3月14日2回中京4日目6Rパープルスター(1着/16頭)
- [2017年度成績] 401戦20勝
- [生涯成績] 4584戦200勝
- ※成績は記録達成時点



※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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