【京都大賞典】これがGPホースの底力 サトノダイヤモンドが復活V!

サトノダイヤモンド

10月8日(月)、4回京都3日目11Rで第53回京都大賞典(G2)(芝2400m)が行なわれ、川田将雅騎手騎乗の2番人気・サトノダイヤモンド(牡5、栗東・池江寿厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:25.4(良)。

2着には半馬身差で4番人気・レッドジェノヴァ(牝4、美浦・小島茂厩舎)、3着には1馬身3/4差で3番人気・アルバート(牡7、美浦・堀厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたシュヴァルグラン(牡6、栗東・友道厩舎)は4着に敗れた。

プラチナムバレットが先手をうかがうが、それを交わしてウインテンダネスがハナを奪い、最初のコーナーで後続を離す逃げを打つ。2番手集団はほぼひと塊でシュヴァルグランは中団、スマートレイアー、サトノダイヤモンドはそれを見る形でレースを進める。
残り800mを過ぎてもウインテンダネスはまだ大きなリード。しかし、その差は徐々に縮まっていき、人気を分けるシュヴァルグラン、サトノダイヤモンドが射程圏に入れて直線勝負。残り300mでサトノダイヤモンドが先に抜け出し、シュヴァルグランも懸命に食らい付くが伸びはひと息。代わってレッドジェノヴァ、アルバートが差を詰めてくるが、サトノダイヤモンドがそのまま押し切った。

勝ったサトノダイヤモンドは、昨年の阪神大賞典以来の勝利で重賞6勝目。昨春の天皇賞3着のあと、秋はフランスに遠征してフォア賞4着、凱旋門賞15着と、らしくない競馬で大敗。帰国後も初戦の金鯱賞こそ3着としたが、大阪杯7着、宝塚記念6着と強さが戻らないまま休養に入った。迎えた秋初戦のここは初コンビとなった川田騎手が道中後方から落ち着いた手綱捌きで直線早めに先頭に立ち、後続を完封。3歳時に菊花賞、有馬記念を制した現役屈指の実力馬が鮮やかな復活を遂げた。
馬主は株式会社サトミホースカンパニー、生産者は安平町のノーザンファーム

京都大賞典の全着順・払戻金はコチラ⇒

  • サトノダイヤモンド
  • (牡5、栗東・池江寿厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:マルペンサ
  • 母父:Orpen
  • 通算成績:16戦8勝
  • 重賞勝利:
  • 18年京都大賞典(G2)
  • 17年阪神大賞典(G2)
  • 16年有馬記念(G1)
  • 16年菊花賞(G1)
  • 16年神戸新聞杯(G2)
  • 16年きさらぎ賞(G3)

サトノダイヤモンド
サトノダイヤモンド
サトノダイヤモンド
サトノダイヤモンド
レッドジェノヴァ

2着で地力強化を示したレッドジェノヴァ

シュヴァルグラン

1番人気のシュヴァルグランは4着


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。