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ヤングジョッキーズS・ファイナルR優勝は川崎競馬所属の櫻井光輔騎手!
2018/12/28(金)
歓声に応える櫻井光輔騎手
28日(金)、中山競馬場で行われたヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド中山は、第2戦を高知競馬所属・松木大地騎手騎乗のロードゴラッソ(牡3、栗東・藤岡健厩舎)が直線で外から差し切り優勝した。
昨日27日(木)に大井競馬場で行われたヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド大井の2戦を含め、4戦合計で見事優勝したのは、56ポイントを獲得した川崎競馬所属の櫻井光輔騎手。デビュー2年目、嬉しい初タイトル獲得となった。
1999年生まれの櫻井騎手は昨年4月に川崎競馬場でデビュー。ここまで通算47勝ながら馬場の伸びどころを捉えた騎乗は多くの穴を開け、すでにファンに支持されている。27日に大井競馬場で行われたヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド大井では、第1戦1着、第2戦2着で50ポイントを獲得し、2位の荻野極騎手に13ポイント差をつけて首位に立って、ファイナルラウンド中山を迎えていた。
第1戦では10番人気カレンに騎乗し8着。ここで4点を追加し、迎えた最終戦は12番人気プッシュアゲンで9着、2点を追加。合計56点で、迫る荻野騎手に7点差をつけそのまま逃げ切った。
2位は荻野極騎手で49ポイント、3位はロードゴラッソで中山第2戦を制した松木大地騎手で44ポイントだった。なお南関東競馬からは昨年の臼井健太郎騎手に続き、2年連続の優勝者輩出となる。
所属する川崎競馬には現役最年長ジョッキーの森下博騎手(63)を筆頭に名手が揃うが、将来、櫻井騎手がその名手の仲間入りすることを期待したい。
1位 櫻井光輔騎手
「超気持ちいい!今回のシリーズは、運も良くてチャンスがある馬に恵まれたので、馬の力を最大限に発揮できるようにということだけ心掛けていました。優勝できて嬉しく思います。昨日の大井で勝ったレースは上手く差し切れましたし、2着だった馬も最後までよく頑張ってくれたので、今日の中山に向けて弾みをつけられました。今日は初めて乗せてもらう舞台でしたし、結果は悔しいですが、良い経験ができたのでこれからの糧にしたいです。自分はデビュー2年目で少しは落ち着いて乗れるようになってきたと思いますが、まだ結果が伴っていないので結果を出せるように頑張りたいです。川崎競馬は元旦から開催していますし、これからもヤングジョッキー全体で競馬を盛り上げていけるように頑張ります」
2位 荻野極騎手
「去年のこのシリーズでは思っているような結果を出せなかったので、今年は表彰台に乗りたいと思っていました。それが叶って良かったと思います。昨日の大井競馬場で勝ったときは中山でも良い結果を残して優勝したいと思っていました。今日は自分自身は40点くらいの内容でしたが、馬はよく頑張ってくれました。最終的に2位になれて良かったです。今年中に減量を取りたいと思っていてそれは叶いませんでしたが、年明け早々に取って減量特典がなくても大きなレースで騎乗依頼をいただけるようなジョッキーになりたいです」
3位 松木大地騎手
「トライアルラウンドでは短期免許の騎乗でお世話になった競馬場で良い結果を出せましたし、やりやすい環境でした。自分も一生懸命乗りましたが、馬も一生懸命走ってくれました。高知競馬の師匠の雑賀先生のおかげでいろいろな競馬場で乗せてもらっていますし、初めての競馬場にも対応できたのはそのおかげかと思います。結婚する前は勝てたらいいなという感じでしたが、勝たなアカンと思うようになりました。そこが今年結婚してからの違いですね。今日はこんな大舞台で乗せてもらって有り難く思います。高知競馬は土日ナイターで開催しているので、もし中央競馬で勝てなかったら夜は高知競馬で馬券を楽しんでください」
ファイナルラウンド中山第2戦を制した高知所属・松木騎手
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