サノサマーなど≪東京9・10・12R≫レース後のコメント

4月27日(土)、2回東京3日目9Rで秩父特別(芝1600m)が行なわれ、三浦皇成騎手騎乗の5番人気・トラストケンシン(牡4、美浦・高橋文厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:33.5(稍重)。

2着にはアタマ差で6番人気・ビーカーリー(牝5、栗東・西村厩舎)、3着には半馬身差で1番人気・フォックスクリーク(牡4、栗東・中内田厩舎)が続いて入線した。

1着 トラストケンシン(三浦皇成騎手)
「能力はありますが、距離が長いと道中で力むところがあってなかなか上手くいかない感じだったので、今日はマイルを使って様子を見てみようと思っていました。ペースも流れてくれて力まずに良い形で運べましたし、ストレスの無い競馬ができたことで最後も久々にこの馬らしい脚を使ってくれました。マイルが合っているという訳ではありませんし、これから距離が延びても大丈夫だと思います」

2着 ビーカーリー(戸崎圭太騎手)
「良い感じで運べていましたし、最後もしっかり伸びてくれました。先頭に立ってからフワッとするところはありましたが、競馬が上手な馬ですね」

3着 フォックスクリーク(福永祐一騎手)
「返し馬から馬場を気にしている感じだったので、ある程度抱えながら運べればと思っていました。直線の坂を上がるまではすごく良い感じでしたが、坂を上がり切ってからは走りのバランスが崩れて失速してしまいました。まだトモの緩さが残っていますし、パンパンの馬場なら坂を上がってからも伸び続けたかもしれませんが、直前の雨が堪えた感じです」

4着 ショワドゥロワ(Aシュタルケ騎手)
「前に馬を置くと真面目に走れると聞いていましたし、その通りに集中して走れていました。追い出してからエンジンがかかるまで時間がかかりましたが、長く良い脚を使ってくれました。今日の感じからは、距離は1800くらいが良さそうです」

5着 エイムアンドエンド(浜中俊騎手)
「スタートしてから先団に取りついて、この馬なりに最後まで動けていました。今日は上位馬の瞬発力が上でした」

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10Rで春光ステークス(ダ2100m)が行なわれ、内田博幸騎手騎乗の5番人気・サノサマー(牡5、美浦・中舘厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:11.0(稍重)。

2着には1馬身3/4差で6番人気・オメガドラクロワ(牡5、美浦・堀厩舎)、3着には2馬身半差で3番人気・ナンヨープルートー(牡5、栗東・松永幹厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたデザートスネーク(セ5、美浦・武井厩舎)は8着に敗れた。

1着 サノサマー(内田博幸騎手)
「前走は中途半端に早めに動いてしまった感じだったので、今日は2コーナー過ぎでも様子を見ながら我慢させて、3コーナー手前くらいから動いていこうかと思っていました。スッとハナに立てたことも良かったかもしれませんが、今日は返し馬からフットワークも良かったので、いろいろなことが上手く噛み合ったことで強い競馬をしてくれたと思います」

2着 オメガドラクロワ(Dレーン騎手)
「1コーナーでゴチャついて馬が集中力を欠くところがありましたが、その後はリズム良く走れました。直線で広いところに出してからもしっかり脚を使ってくれましたし、良い競馬をしてくれたと思います」

3着 ナンヨープルートー(Cルメール騎手)
「動くタイミングがあまり良くありませんでした。4コーナー辺りから動きましたが、早過ぎる感じがしたので一旦我慢させました。そこからまた仕掛けたときの反応が遅かったです。馬の仕上がりは良かったんですけどね」

4着 レッドアトゥ(松山弘平騎手)
「スタートは良かったですけど、1コーナーでゴチャついた上に3コーナーでは早めに来られてリズムを欠いてしまいました。それでも4着にきたように能力がありますね」

5着 ピアシングステア(戸崎圭太騎手)
「この馬のパターンの競馬をしました。最後までよく伸びていますし、どこかで上手くハマればチャンスがあると思います」

8着 デザートスネーク(三浦皇成騎手)
「1コーナーの入りがスムーズに行かず厳しい展開になったこともありますが、何よりも3コーナー辺りで落鉄してこの馬本来の走りができなかったことが痛かったです」

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12Rで4歳上1000万(ダ1400m)が行なわれ、福永祐一騎手騎乗の3番人気・ラレータ(牡5、美浦・林厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:24.3(稍重)。

2着にはクビ差で5番人気・スズカゴーディー(牡5、美浦・伊藤圭厩舎)、3着には2馬身差で2番人気・バスカヴィル(牡5、美浦・加藤征厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたエングローサー(牡4、栗東・清水久厩舎)は4着に敗れた。

1着 ラレータ(福永祐一騎手)
「メンコを外したことが良かったのか、反応が良くなっていました。スムーズな競馬ができましたし、外枠も良かったと思います。馬が成長していますね」

2着 スズカゴーディー(石橋脩騎手)
「ゲート練習の効果があってか、今日は上手く出てくれました。元々前に行く競馬をしていた馬ですし、今日も前に行ってもリズム良く走れていました。今日は勝ち馬が強かっただけで、この馬も良い内容の競馬ができています」

3着 バスカヴィル(Mデムーロ騎手)
「ペースが遅くて大外枠は厳しかったですけど、最後までよく頑張ってくれました」

4着 エングローサー(戸崎圭太騎手)
「堅実に走ってくれますが、今日は前残りの展開になってしまいましたからね。よく差してきましたが、届きませんでした」

5着 クリムズンフラッグ(宮崎北斗騎手)
「体が絞れて馬が良くなってきましたし、メドの立つ内容の競馬ができました。このクラスでも勝負になると思います」

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