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【セントライト記念】05年以来の本レース制覇目指す藤沢和雄厩舎勢の調子はいかに!?
2019/9/12(木)

新装ウッドで併せるルヴォルグ(左)&ランフォザローゼス(右)
12日、セントライト記念(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。
●前走、札幌記念14着のランフォザローゼス(牡3、美浦・藤沢和厩舎)は、杉原誠人騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F72.9-57.0-42.1-12.2秒をマークした。
【藤沢和雄調教師のコメント】
「前走は牧場から競馬場へ入って馬の気持ちが競馬に向いてなかった感じがしますし、レースでは1コーナーでゴチャついて下げる形になりましたからね。1週前追い切りと最終追い切りの動きが良かったですし、以前に重賞勝ち馬のリオンリオンとも差のない競馬をしていますからね。抽選対象ですが、出走できればそれなりにやれると思います」
●前走、3歳上1勝クラス1着のルヴォルグ(牡3、美浦・藤沢和厩舎)は、五十嵐雄祐騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F72.1-56.2-41.7-12.2秒をマークした。
【藤沢和雄調教師のコメント】
「春のプリンシパルステークスでは雹でレース日程がずれたり、レース内容も不利があって力を出し切れなかったりしましたし、全体的にレース振りが不安定なところがありますが、前走はたまたまゲートを上手く出られたこともあって強い勝ち方をしてくれました。最終追い切りの時計は遅いですけど順調にきていますし、中山は初めてですがむしろ合うのではないかと思います」

最後は反応したアトミックフォース
●前走、信濃川特別7着のアトミックフォース(牡3、美浦・武藤厩舎)は、大野拓弥騎手を背に坂路で追われ、5F66.4-51.7-38.2-12.6秒をマークした。
【大野拓弥騎手のコメント】
「最終追い切りに乗った感じではもう少しパンとしてほしいところはありますが、最後も反応していましたしまずまずの状態だと思います。以前に中山で乗せてもらったときは強い特徴を感じませんでしたが、その後のレースを見ると脚を使えるようになっていそうですね。切れるタイプではないと思いますし、上手く立ち回れればと思います」

野中騎手を背にウッドで追い切ったオセアグレイト
●前走、信夫山特別1着のオセアグレイト(牡3、美浦・菊川厩舎)は、野中悠太郎騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F52.5-38.2-24.8-12.4秒をマークした。
【菊川正達調教師のコメント】
「最終追い切りは単走という形でしたが、前に馬を置いて視界に入れながらやりました。時計は予定より速くなりましたが、気持ち良さそうに走っていたので問題ないと思います。今年の夏は涼しい期間が長かったですし、暑くなってからも涼しい時間帯に乗ってきていたので夏バテの兆候も見られません。
距離は延びれば延びるほど良いタイプですし、どこの競馬場でも力を出せますからね。重賞で相手は強いですが、どんな競馬をしてくれるか楽しみです。良い形で本番に向かえれば、と期待しています」

ウッドで軽快に動くサトノラディウス
●前走、青葉賞5着のサトノラディウス(牡3、美浦・国枝厩舎)は、三浦皇成騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F66.2-50.7-36.9-12.7秒をマークした。
【国枝栄調教師のコメント】
「夏場は休ませて、当初からここを目標にしていました。欲を言えば肉体面でもう少し成長してほしかったですけど、精神面はリフレッシュできていますし順調に仕上がりました。
速い馬場への対応がカギになりますが、弥生賞のときは道悪でもうひとつだったので良馬場でやれることは良いのではないかと思います。先を見据えた叩き台というより、今回もしっかり勝負ができるようにという気持ちで臨みます」

成長見られるシークレットラン
●前走、プリンシパルS10着のシークレットラン(牡3、美浦・田村厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F65.9-51.0-38.1-13.0秒をマークした。
【田村康仁調教師のコメント】
「1週前追い切りも最終追い切りも動きが良かったですし、調子は悪くありません。いくらか体も成長していると思いますが、元々重そうに見えないタイプですし今の体つきもシュッとしているのでもっと体重があってもいいくらいかと思います。中山で2勝しているように立ち回りも上手ですし、距離延長も大丈夫だと思います」

ジョッキー好感触のニシノデイジー
●前走、日本ダービー5着のニシノデイジー(牡3、美浦・高木登厩舎)は、勝浦正樹騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F66.7-51.8-38.5-12.0秒をマークした。
【高木登調教師のコメント】
「前走後は放牧に出て、8月の頭に帰厩してからここまでジックリ調整してきました。1週前追い切りをビシッとやりましたし、あまりやり過ぎてもテンションが上がってしまうので最終追い切りは馬なりで気持ち良く走らせました。ジョッキーも良い感触を掴んでくれたようです。
かかりやすいところがあるので、前半は折り合いに専念して馬の後ろに入れることができればと思います。これまで中山では結果が出ていませんが、道中でかかったり雨で馬場が悪かったりと敗因はハッキリしているので、改めての気持ちです」
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