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【高松宮記念】雨でもOK!『絶好ポジション』から直線で伸びてくる馬は?
2020/3/28(土)

昨年は外枠に泣いたダノンスマッシュ
テレビ東京の競馬中継で解説を24年務め、数万レースを見てきた元JRA騎手・吉沢宗一さんが、メンバー構成などから展開を描き、プロの視点で"未来予想図"をつくります!
金鯱賞では本命◎サートゥルナーリアが完勝、推奨した穴馬ダイワキャグニーも6番人気で3着に粘り込みました!今週は高松宮記念(G1、中京芝1200m)。展開面での攻略ポイントはこの2つです。
<1>好位~中団の前が理想
<2>直線は外差し馬場に
前に行きたい2頭が外枠に入りました。枠の並びと道悪馬場の適性を考えて、ハナは⑮ナックビーナスと見ます。⑯モズスーパーフレアは外枠なら一歩引いたほうが楽な競馬ができます。それでもハイペースで流れるでしょう。
<3コーナー入口>
↑⑮
↑⑯
↑⑫
↑
↑③⑥
↑ ⑪
↑
↑⑦⑧⑨
↑⑤⑩⑬⑭
↑ ⑰⑱
↑
↑①②④
③ダイアトニックや⑥ダノンスマッシュは行き脚も速いですし、すんなり好位に取り付けそうです。道悪も得意なので不安も少ないでしょう。
⑨タワーオブロンドンはスタートが不安定なのでテン乗りの福永騎手は腕の見せ所ですね。⑧グランアレグリアもこれまでのレースぶりを見ていれば1200m戦でも中団ポジションは確保できると思います。
追い込み馬の①ステルヴィオや②アウィルアウェイは最内枠からとなると立ち回りが難しそう。下げて大外を回すようだと差し届かないかもしれません。
<直線入口>
↑ ⑮⑯
↑
↑ ⑫ ③⑥
↑ ⑪
↑
↑ ⑧⑨
↑ ⑭
↑ ⑱
↑ ① ②
大きな鍵となるのが⑯モズスーパーフレアの仕掛けるタイミングです。速いと自身を含める前の馬が苦しくなりますし、遅いと後続が楽に差を詰めてきます。
直線は特に内が荒れているので避けたいところ。各馬が比較的馬場の良い外目に持ち出していくと思います。最後は先に抜け出した先行馬と外から差してくる馬の攻防となるでしょう。
⑥ダノンスマッシュが悲願の初戴冠?
⑨タワーオブロンドンの王座防衛か?
あっと驚く伏兵馬の大激走はある!?
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◆吉沢 宗一 Soichi Yoshizawa
1951年2月8日生まれ。山形県出身。1972年に佐藤正二厩舎所属で騎手デビュー。1995年に引退し、翌1996年春からテレビ東京の競馬中継で解説デビュー。2019年12月末に卒業。思い出のレースは1985年に3歳牝馬(当時4歳)で初めて関屋記念を勝利したタカラスチール。「勝たなくちゃいけないレースだった。1番人気に応えられたのが嬉しかったな」。公式twitterアカウント→@souichi_0208
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