【根岸S】タフな東京ダート1400mの一戦は先行馬圧倒的不利!

昨年は初ダートのモズアスコットが圧勝

昨年は初ダートのモズアスコットが圧勝


昨年は、2018年安田記念勝ち馬の3番人気モズアスコットがスタートで出遅れたものの挽回して中団後方を追走、最後の直線では馬場の真ん中を伸びて先に抜け出した1番人気コパノキッキングを難なく交わし初のダート挑戦で重賞勝利をあげた。

昨年地方交流G1南部杯を制したアルクトスが年明け初戦を迎える。前走のチャンピオンズカップは9着に終わったが、今回は実績のある1400で巻き返しを期待したい。

前走の兵庫ゴールドトロフィー勝ちをはじめ、多くの地方交流重賞タイトルを手にしているサクセスエナジーが姿を見せる。小回りコース中心に良績を残してきているだけに、直線の長い東京コースでどのような走りを見せるか注目したい。

他にも2019年JBCレディスクラシック勝ち馬ヤマニンアンプリメや、中距離中心に活躍を見せ今回初の1400に臨むタイムフライヤーなど一発の魅力を秘める馬も多い。

近5年を振り返ると、1番人気馬は2勝、2着2回と安定感のある成績を残している。前めで競馬をして馬券圏内にきたのは、昨年2番手から進めてコパノキッキングのみで、差し追い込み馬を中心に考えた方が良さそうだ。G1フェブラリーステークスの前哨戦だけに、ここが勝負か先を見据えた作りか、各馬の仕上がり具合もしっかりチェックしておきたい。