【マーチS】前走2ケタ着順でも要注意!荒れるハンデ重賞の好走条件を満たした爆穴馬

中山ダートを得意とするテーオーエナジー

中山ダートを得意とするテーオーエナジー


◆マーチSのポイント◆
マーチステークス(G3、中山ダ1800m)は、直線の短い小回りコースのダート戦とあって先行馬が有利だ。

過去5年を振り返っても『逃げ・先行馬』が4勝。人気薄の激走も目立っており、2019年は2着ロンドンタウン(11人気)が4コーナー4番手から、3着リーゼントロック(12人気)は同2番手から粘り込み、大番狂わせを演出した。

▼マーチS脚質別成績(過去5年)
逃げ [1-0-0- 5]複勝率16.7%
先行 [3-3-2-12]複勝率40.0%
差し [0-1-2-25]複勝率10.7%
追込 [1-0-1-22]複勝率 8.3%
※マクリ(4コーナー先頭)[0-1-0-0]

またダート戦らしく、過去5年で3着以内に入った15頭のうち10頭が馬体重500キロを超える大型馬。19年に大波乱の立役者となった2頭のほかにも、16年1着ショウナンアポロン(8人気)、17年1着インカンテーション(10人気)などが激走している。

例年と比べて逃げ・先行馬タイプが少ないだけに、先行できる大型馬の粘り込みに注意を払いたい。

◆マーチSの注目馬◆
テーオーエナジー

前走で逃げる競馬をしていて、馬体重520キロを超える大型馬。中山ダ1800mではオープン特別を2勝しており、コース適性は証明済み。好走条件に合致する爆穴候補だ。