【東京スポーツ杯2歳S】馬券は1点買いでもOK!? 毎年の「好走パターン」に合致する2頭

新潟の新馬戦を圧勝しこの舞台に臨むイクイノックス

新潟の新馬戦を圧勝しこの舞台に臨むイクイノックス


今年からG2へと格上げされた東スポ杯2歳S(G2、東京芝1800m)は「超」が付くほどの出世レースとして有名です。

過去10年の勝ち馬のうち、6頭が後にG1を制覇。2019年には後の三冠馬コントレイルが圧勝したのも記憶に新しいところ。今年も出走馬の中から未来のG1ホースが誕生するのか、非常に楽しみな一戦といえます。

やはり素質馬が強いレースだけあって、とにかく好成績を残しているのが「前走1着馬」です。

▼前走の着順別成績(過去10年)
1着[9-8-7-50]勝率12.2%,連対率23.0%,複勝率32.4%
2着 [1-2-2-11] 勝率 6.3%,連対率18.8%,複勝率31.3%
3着 [0-0-1- 8] 勝率 0.0%,連対率 0.0%,複勝率11.1%

出走数の多さもさることながら、過去10年で9勝していて2着も8回。逆に前走3着以下から連対した馬は1頭もいません。

ちなみにこの9頭の「前走1着」のうち、約半数にあたる4頭が「前走新馬勝ち」の馬でした。

▼新馬→東スポ杯2歳Sを連勝した馬(過去10年)
11年1着 ディープブリランテ
14年1着 サトノクラウン
19年1着 コントレイル
20年1着 ダノンザキッド

この4頭に共通しているのは、前走の新馬戦で「2着に0.2秒以上の着差」を付けていたことです。

中でもディープブリランテは5馬身差を付ける大楽勝で、コントレイルは2馬身半差、昨年のダノンザキッドも新馬戦では3馬身差の圧勝でした。初戦から他馬を圧倒する走りを見せていた馬に注目です。

今年の出走馬で「前走の新馬戦で0.2秒以上の着差を付けて勝利」に該当するのは①イクイノックスと⑩アルナシームの2頭!

特に①イクイノックスは2着に6馬身差を付けており、その勝ちっぷりはディープブリランテを彷彿とさせるモノがあります。

そして驚くことに、新馬→東スポ杯2歳Sを連勝した4頭は全て後にG1を制覇しているんです!2戦2勝で東スポ杯2歳Sを勝てる馬はG1級の素質があると断言しても問題ないでしょう!(データ分析班・西谷)