【ダイヤモンドS】先入観にとらわれるな!?イメージとは真逆の「ラッキーポイント」を引き当てた穴馬候補

好枠を引き当てたウインキートス

好枠を引き当てたウインキートス


ダイヤモンドステークス(G3)は東京芝3400mを舞台に行われる、長距離重賞です。

一般的に長距離レースではコーナーが多いため「内枠有利」が定説。実際、京都施行時代の菊花賞では内枠の利を活かした馬の好走が目立っていました。

ところがダイヤモンドSは他の長距離重賞とは少し事情が異なります。

なんと過去10年で「8枠」に入った馬が5勝を挙げており、むしろ外枠の活躍が目立っているんです!

▼ダイヤモンドS・枠順別成績(過去10年)
1枠[1-1-1-12] 勝率 6.7% 連対率13.3% 複勝率20.0%
2枠[0-1-2-13] 勝率 0.0% 連対率 6.3% 複勝率18.8%
3枠[0-2-0-16] 勝率 0.0% 連対率11.1% 複勝率11.1%
4枠[0-1-3-14] 勝率 0.0% 連対率 5.6% 複勝率22.2%
5枠[2-0-1-15] 勝率11.1% 連対率11.1% 複勝率16.7%
6枠[1-0-0-18] 勝率 5.3% 連対率 5.3% 複勝率 5.3%
7枠[1-2-1-16] 勝率 5.0% 連対率15.0% 複勝率20.0%
8枠[5-3-2-10] 勝率25.0% 連対率40.0% 複勝率50.0%

「8枠」に入った馬は複勝率50.0%をマーク。単純に2頭に1頭は馬券になっている計算です。

中には「強い人気馬が偶然外枠に入っただけじゃないの?」と思われた方もいらっしゃるでしょうが、そんなことはありません。

20年には大外16番枠から、シンガリ16番人気のミライヘノツバサが1着となったように大金星。22年も8枠14番から11番人気のランフォザローゼスが2着に激走。8枠に入った馬は、人気のあるなしにかかわらず好走が目立ちます!

ちなみに過去10年で8枠から馬券に絡んだ10頭のうち、8頭は「重賞で3着以内」の実績がありました。

「外枠不利」の先入観で人気を落とした重賞実績馬こそ「8枠」に入ったタイミングが絶好の買い時といえますね。

今年ラッキー枠といえる「8枠」を引き当てたのはウインキートス、ベスビアナイトの2頭。

中でもウインキートスは目黒記念勝ち、オールカマー2着など重賞実績も豊富!今回が引退レースとなりますが、幸運の「8枠」から最後に大仕事をやってのけるかもしれません!?