【フラワーC】ポジション取りが超重要!近年の勝ち馬が当てはまる「激走馬の資格」を満たす有力候補

フラワーC向きの先行力があるゴールデンハインド

フラワーC向きの先行力があるゴールデンハインド


フラワーカップ(G3、中山芝1800m)はとにかく「先行有利」なレースとして有名です。まずはこちらをご覧ください。

▼勝ち馬の4角通過位置(過去5年)
18年1着 カンタービレ
→4角4番手

19年1着 コントラチェック
→4角1番手

20年1着 アブレイズ
→4角2番手

21年1着 ホウオウイクセル
→4角2番手

22年1着 スタニングローズ
→4角3番手

過去5年間の勝ち馬はいずれも「4角4番手以内」と前目のポジションでレースを進めていた馬ばかり。過去10年まで遡っても、4番手以下から差して勝利を収めた馬は1頭もいません。逃げ切りは3度あり、分かりやすいくらい「先行馬有利」の傾向が出ています。

中山芝1800mはスタンド前の直線半ばからスタートするため、1コーナーまでの距離が205mと短いのが特徴です。すぐコーナーに入るため前半はスローペースになりやすく、また直線の短い小回りコースでもあるので、前残りが頻発しやすい舞台といえます。

過去5年の勝ち馬のうち、4頭は前走でも「4角3番手以内」で回っており、先行力を示していました。前走大敗からの巻き返しは少なく、クラスを問わず「前走で先行→連対」していた馬がフラワーCでの狙い目です。

今年の出走馬で「前走4角3番手以内→連対」の条件を満たすのは、以下の3頭。


ゴールデンハインド
前走4角3番手→デイジー賞2着

パルティキュリエ
前走4角2番手→未勝利1着

マテンロウアルテ
→前走4角1番手→未勝利1着

中でもゴールデンハインドは前走、今回と同じコースで行われたデイジー賞で先行して2着と好走。デビューから安定した先行力を見せているだけに、ココでも好位から見せ場以上に期待できる1頭といえます!